メルカリが12月19日に発表した「2022年急上昇カテゴリ」を見ると、TOP3を「コスメ・美容アイテム」が独占しました。メルカリでは化粧品の取引も活発ですし、筆者もよく購入しています。しかし中には失敗したなと思う取引も。そんな失敗談を含め2022年の急上昇カテゴリについて解説していきます。
2022年にメルカリで急上昇したカテゴリは?
2022年の「急上昇カテゴリ」のTOP3は、以下の結果になりました。
1位:ベースメイク
2位:香水
3位:スキンケア/基礎化粧水
このランキングは、メルカリ内で2022年1月1日〜11月15日までに購入されたカテゴリのうち、2021年の同購入数との差が大きいものを抽出しています。結果を見ると、3位まで美容関係が独占しています。
2021年は新型コロナウイルスの影響で外出を控えていた人でも、2022年は外出をする機会が増えたのでしょう。見た目を気にするようになって、改めて化粧品を購入するようになったと思われます。2021年とは行動の違いが大きかったことも、急上昇したカテゴリで上位にランクインした理由になりそうです。
メルカリで化粧品を買った際の失敗談。ベースメイク、色味を失敗した経験も
筆者もこれまでベースメイクをメルカリで購入したことがあります。それまで使っていたブランドでないものを購入したのですが、残念なことに失敗してしまいました。色味が合わなかったのです。ネット上で色味の確認はしたものの、実際に付けてみると思った以上に白っぽくなってしまい、顔が白浮きしてしまったのです。
メルカリでは直接商品を見ることができませんから、色味は前もってしっかりと調べておきたいもの。それが難しいならば
・すでに使っているものの新品、あるいは残量多めのものを買う
・お試しで残量が少なく安いものを買う。肌に合えば次は残量多めや新品を買う
のどちらかが安心ではないでしょうか。ちなみに、筆者の肌の色に合わなかったベースメイクは、そのままメルカリに出品しました。
香水は送れないかもしれない
2位の香水については、出品する側に注意が必要です。ヤマト運輸の「香水やマニキュアなどは、送れますか?」によると、オーデコロン・オーデトワレ・オーデパルファム・パルファムなどの香水は、液漏れしないように密閉をして、段ボールなどで梱包をすれば発送できます。しかしアルコール濃度が60%を超えている、濃度が分からないものに関しては送ることができません。
日本郵便でも「爆発性、発火性その他危険性のある物」となり、アルコールを60%以上含むものは発送ができません。
上記でも触れた通り、メルカリで化粧品を購入する機会が増えた背景には、外出の機会が増えたことが関係しています。他にも手ぶらでスマートフォンを持ち歩ける「スマホストラップ」も7位にランクインしていました。
購入場所としてメルカリを選ぶのは、安く買える中古だからという理由もあるのかもしれません。しかし新品を扱うネットショップと同じような、買い物先として受け入れられているのは事実でしょう。2023年はどんなカテゴリの商品がメルカリで活発に取引されるのでしょうか。動向が気になるところです。
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