香港生まれのデザート「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」が、ボトルドリンクになって登場! 自在にアレンジができることから台湾でも人気沸騰中のこのドリンクが日本でも発売されました。マンゴードリンクはさまざまなメーカーから発売されていますが、こちらは製法からこだわったひと味違うものなのだとか。試食会に行ってきましたので、詳しくレポートします!
香港のレストランで誕生したデザートをドリンクに!
「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」は、マンゴーやグレープフルーツ、パイナップルなどのフルーツに、タピオカ入りのココナツミルクやマンゴーソースなどをかけて食べるスイーツのこと。
聞き慣れない名前ですが、もともとは1980年代に、香港のレストラン「利苑酒家」で食後のデザートとして出されたのが始まりです。
「楊枝」は柳の枝、「甘露」は美しくしたたる水、というような意味。観音様が昔、楊柳の枝でまいた恵みの水にちなみ、「夏の暑さを和らげ、人々に喜びや幸せをもたらせてくれる」と名付けられたそう。今では香港で広く親しまれている王道のスイーツです。
そして12月15日より、フルーツの輸入や加工・販売を手掛ける「フルッタフルッタ」が、楊枝甘露をアレンジしたボトルタイプのドリンクを日本で発売。同社のECサイトほか、Amazonやコストコなどで販売をスタートさせました。
コストコでは11月25日よりすでに発売がスタートしており、売れ行きも順調なのだとか。早速試飲してみます!
加熱せず高圧で加工。フレッシュ感抜群のマンゴードリンク
こちらがカップに移した「楊枝甘露」の中身。フレッシュさのあるトロピカルな香りが印象的で、さっぱりとした甘さです。マンゴーだけでなくパッションフルーツやココナツミルク、グレープフルーツなども入っており、濃厚でもスッキリとした飲み心地。
ドリンクの中にたっぷり入っている小さな粒々は、タピオカでんぷんやこんにゃく粉で作られたオリジナルの「タピオカボール」。おなじみの黒くて大きなタピオカではなく、乳白色で米粒程度のサイズです。プチプチとした食感がアクセントになっており、カップの底にも喉にも残らず、きれいに飲み干せます。
今回発売された楊枝甘露は、加熱の代わりに超高圧で処理する食品製造の先進技術「HPP製法」が使われています。素材本来の鮮度や栄養を保ちながら加工できるため、みずみずしい果実感をそのままドリンクにすることができているそう。
この「HPP製法」の生産技術を持っているのは台湾企業のKFS社のみ。日本の生産メーカーでは対応していないんです。フルッタフルッタは2017年よりこのKFS社とパートナーシップを結んでおり、日本発売を実現させました。
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