コーポレートブランディング支援を行う「揚羽」は、9月6〜30日、2024年の春に卒業および新卒入社予定者を対象に企業ブランドイメージ調査を行いました。対象となったのは日本最大のインターンシップ検索サイト「インターンシップガイド」に登録している大学生938人です。
調査では「業界・個社・仕事・キャリア・人」の5つの項目について25項目の質問を設定し、学生が任意で選択した企業それぞれに対するイメージを4段階で回答しています。回答を集計して、企業ごとに25項目のスコアを比較したものを結果とし、ランキングを作成しました。
>10位までの全ランキング結果を見る
※編集注:初出時、有効回答数を5902件としていましたが、正しくは938人でした。訂正してお詫びいたします。
同率3位:「アマゾンジャパン合同会社」78票
「アマゾンジャパン合同会社」が第3位にランクインしました。アマゾンジャパン合同会社は、1995年にアメリカで創業されたアマゾンの日本法人です。「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」を目指しており、書籍の販売からスタートしたショッピングサイト「Amazon」。現在では、CD、DVD、ソフトウェア、ゲーム、家電&カメラ、ホーム&キッチン、おもちゃ&ホビー、食品&飲料&酒類、日用品、医薬品、ビューティー、ベビー&マタニティ、ペット用品、ファッション、デジタルサービスまで「地球上で最も豊富な品ぞろえ」を誇っています。
入社後は社内公募制度で、海外を含むAmazon内のオープンポジションに応募可能となっており、キャリアステップが多様であると見られているようです。
同率3位:「Google LLC」78票
同率3位は「Google LLC」です。Google LLCは2001年に設立されたGoogleの日本法人で、東京都渋谷区と港区六本木を拠点としています。Googleは独自の検索エンジンや、広告・メールなどのインターネット関連サービス、携帯電話事業、コンピュータの開発にも参入しています。
アメリカを初めヨーロッパ、アジア、南米、アフリカなど世界各地に拠点を持ち、対応言語は100以上、多国籍なテクノロジー企業の代表といえるでしょう。
世界各地の拠点でダイバーシティを体現している企業文化から、多様なキャリアステップが期待できると考えられているのかもしれません。
第2位:「サイバーエージェント」80票
2位は「サイバーエージェント」です。3位とはわずか2票差となりました。サイバーエージェントは1998年に設立された会社で、メディア、インターネット広告、ゲーム、投資育成を事業内容としています。企業文化としては、「変化に対応した新しい事業を創出」し 「リスクをチャンスに」変えることが強みとなっています。
開局6周年を迎えたインターネットテレビ・ビデオオンデマンドサービス「ABEMA」や、公営競技のインターネット投票サービス「WINTICKET」、スマートフォン向けのゲーム「グランブルーファンタジー」などで好調な業績を上げています。
時代の変化に素早く対応し、新規事業を次々に展開しているスピード感から、将来的なキャリアステップが多様であると受け取られているのではないでしょうか。
第1位:「アクセンチュア」81票
1位は「アクセンチュア」です。アクセンチュアは1995年に設立されたコンサルティング会社で、50カ国200都市以上に拠点を持つグローバル企業です。総従業員数は約72万1000人。日本では約1万9000人が働いています。アクセンチュアでは社員1人1人のニーズに沿った環境作りや、育児や介護などのライフスタイルの多様化への対応、労働時間の短縮を目指しているとのこと。
世界共通の体制で事例やナレッジを最大限に活用してサービスを提供するグローバル企業であるため、国境を越えたキャリアステップが期待できると考えられているようです。
>10位までの全ランキング結果を見る
【おすすめ記事】
・24卒女性「就職人気企業」ランキング! 3位 集英社、2位 講談社、1位は?
・24卒男性「就職人気企業」ランキング! 3位 アサヒ飲料、2位 任天堂、1位は?
・「人的資本」ランキング2022! 3位 三菱商事、2位 リクルートホールディングス、1位は?
・大学1〜2年生「就職したい企業・業種」ランキング! 「グーグル」「任天堂」を抑えたTOP2は?
【関連リンク】
・プレスリリース