「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」は何が違う? なぜ「黒い金曜日」と呼ばれているのか

11月25日はブラックフライデー! なぜ「黒い金曜日」と呼ばれているのか、「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違いなど、「違いの分かる人」になれるブラックフライデーの豆知識をご紹介します!

11月25日はブラックフライデー! Amazonやイオンのセールが例年話題になっています。


今回は、なぜ「黒い金曜日」と呼ばれているのか、「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違いなど、「違いの分かる人」になれるブラックフライデーの豆知識をご紹介します!
 

画像出典:いらすとや

 

どうして「黒い金曜日」なの?

ブラックフライデー(Black Friday)とは、毎年11月の第4木曜であるアメリカの祝日「感謝祭(Thanksgiving Day)」の翌日の金曜のこと。


感謝祭のプレゼントの売れ残りセールが行われる日であり、年末商戦の幕開けでもあるため、多くの小売店で大規模な安売りが実施される日になっています。


名前の由来は、1961年ごろにフィラデルフィアの警察官が、買い物客が街に溢れて自分たちの仕事が増えてしまうこの日を「真っ暗な金曜日」という意味でブラックフライデーと呼んだことがきっかけとされています。


ネガティブな意味で生まれたネーミングですが、その後、新聞が「小売業者が儲かって黒字になる」という解釈を用いたことで、良い意味として使われるようになりました。

 

「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違い

サイバーマンデー(Cyber Monday)とは、感謝祭の次の月曜日からはじまる、大規模なオンラインショッピング上でのセールのこと。


感謝祭の休暇明けの月曜日、自宅や職場に戻った人たちがオンラインショッピングを利用することで売り上げが急増することから、2005年から使われ始めた言葉です。


月曜日に急増する理由は、休暇中は帰省や実店舗での買い物でネットから離れていたため、また当時の個人宅のネット回線が貧弱だったせいで、週明けの職場の高速回線からアクセスする人が多かったためといわれています。

 

現在のアメリカと日本でのブラックフライデーの違い

ネット環境が充実した現在のアメリカでは、休暇中から前倒しでオンラインセールが実施されるなど、「実店舗はブラックフライデー、ネットストアはサイバーマンデー」という棲み分けは曖昧になってきています。


ホリデーシーズンの商戦を盛り上げる一連のイベントとして、感謝祭翌日のブラックフライデー、週明け月曜のサイバーマンデーだけでなく、12月第2月曜には、クリスマス休暇前に商品が届くタイミングとしてのグリーンマンデー(Green Monday)も開催。


それを逃した人への送料無料のフリーシッピングデー(Free Shipping Day)、さらに逃した人へのクリスマス直前土曜のスーパーサタデー(Super Saturday)などなど、毎週のように、実店舗とネットストア入り乱れてのセールが実施されています。


日本でも、2014年に日本トイザらスが初めて本格的なブラックフライデーのセールを開催。2016年からは流通大手のイオングループも実施していて、年々広まりつつあります。


アメリカ以上にサイバーマンデーとの棲み分けは曖昧で「ブラックフライデー&サイバーマンデー」と銘打って実店舗とネットストアで同時開催したり、そもそもサイバーマンデーに言及しない場合も多いようです。


また、ややこしいのは、2012年にAmazonジャパンが12月の第2月曜日を日本におけるサイバーマンデーだと提唱し、日本記念日協会にも登録。記念日として制定して普及させました。


12月の第2月曜日にしたのは、多くの企業でボーナスが支給されて売り上げの見込める時期だったため。しかし困ったのはその後、本来のブラックフライデーとサイバーマンデーが日本でも広まってしまったことです。


現在、Amazonジャパンは何事もなかったようにブラックフライデーを実施し、サイバーマンデーについては2020年を最後に開催していません。


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