さとふるとPayPayは、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」にて、寄付先の自治体が指定した地域内の店舗、施設で利用できる新たな支払い方法として「PayPay商品券」を追加すると発表しました。11月29日に提供を開始します。参加している自治体や、「PayPay商品券」のもらい方などを見ていきましょう。
「PayPay商品券」とは? どうやってもらえる?
「PayPay商品券」とは、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」で寄付をした自治体が指定した地域内の店舗、施設で新たな支払い方法として利用できる返礼品です。
まずは「さとふる」で寄付をする自治体と寄付額を選び、寄付をすることでもらえます。「PayPay商品券」は、対象となる自治体の地域内にある店舗や施設で利用可能。例えば、レストランでの飲食やアクティビティ、ホテルへの宿泊などに使うことができます。有効期限は寄付から180日間です。
寄付をすれば、すぐに「PayPay商品券」がもらえる
「PayPay商品券」は、寄付完了メールに記載されたURLをクリックしてPayPayアカウントと連携することで取得できます(「PayPay商品券」の2回目以降の寄付またはすでにさとふるサイトからPayPayアカウント連携していれば、アカウント連携が不要)。
その後、PayPayアプリのホーム画面に商品券が到着した旨の通知があり、支払い方法の選択画面に「PayPay商品券」が表示されます。支払い時に「PayPay商品券」を選択することで、地域内の店舗や施設で使うことができます。
「PayPay商品券」の取得は、さとふるから届く寄付完了メールに記載されたURLのほか、さとふるサイト上にある「マイページ」、さとふるアプリ、PayPay版さとふる、LINEでふるさと納税は「寄付履歴」、Yahoo!ショッピング版さとふるは「便利機能ページ」から「PayPay商品券」の受け取り申請ができます。
受け取りから自治体での支払いまで「PayPay」上で行うので、例えば対象となる自治体に観光に行ったときに寄付をすれば、その場で「PayPay商品券」がもらえてしまうのです。一般的にふるさと納税の返礼品は、自治体の特産物やアクティビティ体験などで、幅広く使うことができません。その点「PayPay商品券」は、自治体にあるPayPay加盟店で使えるので、活用先の幅がとても広いのが特徴です。
「PayPay商品券」が利用できる自治体は?
「PayPay商品券」を年内導入予定の自治体(2022年11月14日時点)は以下の通りです。
北海道小樽市、千歳市、富良野市、登別市、森町、倶知安町、白老町、洞爺湖町、安平町、むかわ町、釧路町、弟子屈町/山形県米沢市/栃木県日光市/石川県七尾市/愛知県岡崎市、南知多町/三重県伊勢市/京都府亀岡市、京丹後市/兵庫県豊岡市/奈良県奈良市/山口県長門市/香川県高松市/愛媛県今治市/福岡県太宰府市、朝倉市/熊本県小国町ほか
寄付額は?
寄付額は自治体によって異なり、1000~50万円まで全15種が予定されています。寄付額の3割の金額が「PayPay商品券」として利用できます。
12月になるとさらに盛り上がる「ふるさと納税」。「PayPay商品券」も返礼品の1つとして考えても良さそうですね。ただし、導入予定の自治体は限られているので、必ず確認してから寄付をしましょう。
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