All About編集部は、全国376人を対象に「漫画」に関する独自アンケート調査を実施しました(調査期間:10月17日〜11月8日)。その中から今回は「途中で読むのをやめてしまった漫画」ランキングを発表します!
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同率2位:『進撃の巨人』
同率2位は、『進撃の巨人』。『別冊少年マガジン』(講談社)にて2009年から連載され、2021年4月に完結した諫山創(いさやまはじめ)さんによる漫画。2023年にテレビアニメ『進撃の巨人 The Final Season 完結編』(NHK総合)の放送も発表され、漫画の連載が終わってもなお、根強いファンからの支持を集めています。回答者からは、「文字数が多く読むのに疲れてしまった(23歳男性)」「落ち込んでしまうので読まなくなった(37歳女性)」「途中から人間同士の戦争になり、殺伐としてきて止めてしまった(51歳男性)」「単行本20巻くらいから話の内容が難しくなり、読み返すのが億劫になってしまった(19歳女性)」など、ダークな内容に途中から読むのをやめてしまったという声もありました。
また、「25巻まで買い揃えているが、絵が苦手なタイプなこともあり話が頭に入ってこなくなってきて、続きを買う気にならない(42歳女性)」「話は面白いけれど絵が見づらいのと描写がグロテスクなので苦手(45歳女性)」「人を食べるシーンで気分が悪くなったので(38歳女性)」など、ストーリーの評価は高いものの、作品独特の描写に苦手意識を持っている人もいるようです。
同率2位:『呪術廻戦』
同率2位は『呪術廻戦』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の芥見下々さんによるダークファンタジー漫画。2023年に放送開始予定のテレビアニメ第2期を目前に控え、さらなる盛り上がりを見せそうです。回答者からは、「読んでいる途中で内容がよくわからなくなったからです(28歳男性)」「マンガより、アニメのほうが内容が入ってくる感じがして、読むのをやめました(36歳男性)」「最初の方は好きだったのですが、五条が封印されて少し経った後の展開についていけなくなってしまったからです(31歳男性)」など、途中からストーリーが難解になり、ついていけなくなったという声も。
また、「6巻ほどまで読んだが、どうも自分には合わなかった。技の説明がなく唐突すぎて入っていけなかった(35歳男性)」「技の特徴やゲームのルールが覚えきれず、話の内容についていけなくなったから(25歳女性)」「戦闘シーンが何をやっているかわからなく、どう進んでるか理解できなかったので読むのを辞めました(30歳女性)」など、バトルシーンの複雑さを挙げる人もいました。
第1位:『ONE PIECE』
第1位は、『ONE PIECE』。2022年7月に連載開始25周年を迎え、11月についに最終章突入となる最新コミックス104巻が発売されました。コミックス全世界累計発行部数は5億部を突破し、世界的な人気を誇る、冒険あり、バトルありの海洋冒険ロマンです。回答者からは、「話、登場人物共に多くなってきて、過去の伏線なども回収されているものの読み直すのが大変。戦闘シーンも長い間続くので読むのに飽きてしまった(36歳女性)」「戦いのシーンが長すぎて、話が全然進まなかったので飽きてしまった(53歳女性)」「とにかく話が長く感じた。アニメも同時に見ていたが、個人的に中弛み感があり両方とも見るのをやめてしまった(25歳女性)」など、話が長く、読むのをやめてしまったという声もありました。
さらに、「途中から1コマの絵の量が増えギャグ要素が多く含まれはじめてから読む気が失せました(37歳男性)」「途中から、台詞の文字数が多すぎたり絵柄がゴチャゴチャしてきて読む気が起きなくなってしまった(39歳女性)」「50巻あたりでなんとなく読むのをやめてしまいましたが、今思うと絵柄が変わってしまったからかもしれません(30歳女性)」など、作画スタイルの変化が読むのをやめたきっかけとなっている人もいるようです。
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※回答者のコメントは原文ママです
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