ひんやりする足元を温めてくれるルームシューズを買おうと思っているならば、ワークマンの「スリッポン」がおすすめ。屋外で使うシューズですが、室内でもその威力を発揮してくれますよ。2022年の新作「DFBスリッポン」をレビューしていきましょう。
冬場のデスクワークに最適な「スリッポン」
筆者は家で仕事をしている時間が長いので、秋口から冬場にかけての寒さ対策にはかなり力を入れています。床が板張りということもあって、スーッと冷たい空気が流れますし、真冬は冷えます。エアコンをつけても足元が寒いこともあるので、足を守るためのアイテムは毎シーズンさまざまに試してきました。
2022年も何を使おうかと考えながらワークマンに行ってみたら、「DFBスリッポン」を発見。おそらく屋外で使う前提になっているのでしょうけれど、これは室内で使えると思って早速購入したわけです。実際に使ってみると、使い勝手や注意点も見えてきました。
足をスッと入れられるのは便利
「DFBスリッポン」にはかかとがないので、足をスッと入れやすいです。室内で使う場合もトイレや和室に入るときに脱ぎますが、その際にもたもたせずに済みます。
かかとを覆っていない分、歩くときに少しパタパタしてしまうかもしれません。ソール部分が比較的硬くなっているので、歩くときの音も一般的なルームシューズよりは大きくなってしまいます。
W発熱シートで、ぬくぬくした暖かさを実現
「DFBスリッポン」の特徴の1つは「DIAFIBERBALL SHEET(ディアファイバーボール)」(※)というW発熱シートを使っていることです。太陽光発熱繊維と吸湿発熱繊維を混ぜており、まさにダブルで発熱をするシート。それを綿状にすることで空気の層ができて、かさ高性が加わり、保温性も高まるというわけです。
(※ 三菱商事ファッションの特殊加工中綿)
実際に足底部分を触ってみると、ふんわりとしています。まるでダウンのような柔らかさだなと思いました。足を入れるとだんだんと保温されて、ぬくぬくした暖かさを感じます。
クッションが柔らかいことがマイナス点に
「DIAFIBERBALL SHEET」を使うことで暖かさは確保されるのですが、実は素材が柔らかいのであまり反発性がありません。特に体重を乗せるかかと部分は、内側のクッションが沈んでしまいがちでソール部分の硬さを足裏で感じてしまうのです。クッション性が高いと思って履いてしまうと、違和感を覚えてしまうかもしれません。
でも、すぐに中綿が潰れてしまうことはなさそうです。筆者は1週間ほど使っていますが、履いた後は柔らかさや足底の高さも戻っています(履き方や使用期間に応じて違ってきます)。
「DFBスリッポン」は足をぬくぬくした暖かさで包んでくれる、冬場に使いたいアイテムです。カラーはブラック、メンフィス柄、グリーン、ネイビー、トライアングル柄、ベージュがあります。筆者が使っているのはネイビーです。
サイズはSS、S、M、L、LL、3Lですが、グリーンとトライアングル柄にはSSがありません。筆者は普段23cmの靴を履いていますが、今回はMサイズを買いました。これから厚手のソックスを履くことを想定したからです。価格は1500円(税込)。屋外でも室内でも使えますし、サイズも豊富なので家族でそろえることもできそうですよ。ぜひワークマンの店舗で手に取ってみてください。
【おすすめ記事】
・ワークマンの「フリースグローブ」は散歩にガンガン使える! 3つのおすすめポイントは?
・ワークマン「キャラッテ手袋」がかわいい! 手が小さめの人でもフィットする
・ワークマンの「裏アルミカーディガン」は、汗をかくほどの保温力。真冬の必需品になる予感
・ワークマンの「裏フリースダウン風スリッポン」は室内でも大活躍!
・ワークマンの「エアロストレッチベスト」は、薄手で春先まで活躍する予感! 家事やデスクワークにも最適
【関連リンク】
・ワークマン