近年注目されている代替肉。動物性の肉の代わりに、植物性の食材を使い、肉のように仕上げているものです。
味の評価は分かれるところで、「ボソボソしている」「味がしなくておいしくない」などという声もあります。筆者も海外のビーガンレストランで食べたバーガーが、代替肉の味気なさをカバーするためか強烈に塩気が強かった印象が残っています。
最近は技術も向上し、日本国内のハンバーガーチェーン店でも代替肉を使ったバーガーをメニューに入れているところが増えてきました。今回はその中でも評判が高い、バーガーキングの「プラントベースワッパー」を定番の「ワッパー」と食べ比べしてみます。
バーガーキング「プラントベースワッパー」と「ワッパー」食べ比べ実食レポート
個人的なことを言うと、筆者は国内で展開しているハンバーガーチェーン店の中ではバーガーキングが1番好きです。ソースでごまかすのではない、肉本来の旨味を出しているバーガー「ワッパー」は他では味わえないおいしさです。肉好きの人の中には、バーガーキングのワッパーファンが多いのではないでしょうか。
好きなだけに口が味を覚えているバーガーキングの「ワッパー」。それと代替肉を使っている「プラントベースワッパー」を食べ比べるので、もしかしたら厳しい評価になるかもしれません。
バーガーキング「プラントベースワッパー」のカロリーは?「ワッパー」と比較
・プラントベースワッパーは大豆由来の100%植物性パティ
バーガーキングの「プラントベースワッパー」のパティは、大豆由来の100%植物性パティを直火焼きしています。パティは100%植物性ですが、その他の原材料には動物性食材も含んでいるので、ビーガンバーガーというわけではありません。
・プラントベースワッパーのカロリーなどをワッパーと比較
気になる「プラントベースワッパー」の栄養成分ですが、100%植物性というと動物性よりもカロリーが低い? と思われがちですが、各栄養成分を比較してみると従来の「ワッパー」とあまり違いはありませんでした。
左が「プラントベースワッパー」、右が「ワッパー」になります。包みを開けただけでは違いは分かりません。
バンズ、パティ共に横から見ても違いは分かりません。
当然カットしても、「プラントベースワッパー」と「ワッパー」の違いはほぼ分かりません。どちらもパティの他には、スライスした玉ねぎ、トマトなどの野菜が入り、トマトケチャップとマヨネーズが使われています。
まずはプラントベースワッパーから食べてみました。
「あれ? 普段のワッパーだ」一瞬、取り間違いをしたかと思ったのですが、確認すると口にしているのはプラントベースワッパーです。これだけを食べているとワッパーとの違いが分からないほどの味。
炭火焼の香ばしさと肉肉しさは、いつものワッパーと同じです。
パティの味を比較すべく、切り出してみました。左がプラントベースワッパー、右がワッパーになります。
パティだけを比較してみたら違いがありました。プラントベースワッパーの方が、ワッパーよりもパティがわずかに柔らかい。ワッパーの方が動物性の肉の筋のような弾力を感じました。
しかし、どちらがおいしいかと言われると、どちらも十分においしい。プラントベースワッパーのパティの少し柔らかいのも、これはこれでおいしいのです。
肉としての旨味とジューシーさ、炭火で焼き上げた香ばしさ、全てがそろっているプラントベースワッパーのパティでした! バーガーキング好きの筆者にとって、十分にワッパーらしさを楽しませてくれる商品です。
ワッパー、プラントベースワッパー共に店頭価格は540円(税込)。プラントベースフードが気になる人は、ぜひバーガーキングでお試しください!
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