洗濯機に付いている、ゴミなどを取るためのネット。正しい名前を知っていますか?
全国500人に聞いたアンケート結果と合わせて、各メーカーが記載している正式名称、All About家電ガイドの田中真紀子さんに聞いたネットの重要性などを紹介します。
洗濯機に付いているネット、95.6%が「正しい名称」を知らない
All About編集部は8月8~10日、全国500人を対象に「洗濯機」に関するアンケート調査を実施しました。「洗濯機の中にあるゴミなどを取るネットの正式名称を知っていますか?」の設問では、なんと95.6%が「知らない」と回答。
洗濯機は使用頻度が高い生活家電の1つですが、何げなく使っているネットの正式名称を知らない人は多いようです。
「知っている」と回答した4.4%の人に正式名称(だと思っている名前)を聞いたところ「糸くずフィルター」「ごみ取りネット」「ゴミネット」といった答えがありました。
気になる正式名称は? メーカーの説明書をチェック!
あのネットの正式名称、各メーカーでは説明書で何と記載しているのでしょうか。シャープ、日立、東芝、パナソニックのサイトでチェックしたところ、「糸くずフィルター」との記載がありました。どうやらあのネットは「糸くずフィルター」が正式名称のようです!
糸くずフィルターが劣化または故障してしまった人用に、各メーカーでは換えの「糸くずフィルター」も販売しています。
「糸くずフィルター」ってどんなもの? なんで必要なの?
洗濯機に付いている糸くずフィルター、いったいどんな役割があるのでしょうか。All About家電ガイドの田中真紀子さんに聞いてみました。
田中さんの回答:「糸くずフィルター」は、主に縦型洗濯機に搭載されており、洗濯時に洗濯物から出る糸くずやホコリ、細かいゴミなどを取り除いてくれています。付け忘れると、ゴミが洗濯物に再付着したり、排水口に詰まってエラーや故障を起こしかねないので忘れずに。またフィルターにゴミが溜まりすぎると、それ以上ゴミを取れないだけでなく、カビやニオイの一因になりますので、洗濯が終わるたびに捨てるのが理想です。
ちなみにドラム式洗濯乾燥機には、乾燥時に出るホコリをキャッチする「乾燥フィルター」と洗濯時に出るゴミをキャッチする「排水フィルター」があり、こちらも定期的なゴミ捨てが欠かせません。
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