夏野菜のオクラは、星型の切り口とネバネバが特徴です。サッとゆでた後で食べている方が多いかもしれませんが、刻んでしょうゆをかけて……と、味が同じになってしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、簡単なオクラアレンジをご紹介したいと思います。
サッとゆでて漬ける
サッとゆでたオクラを漬け込む調理法です。味が染み込むまでに多少時間はかかりますが、ポリ袋と材料があれば簡単にできますよ。
■白だし漬け
材料は、ゆでたオクラ3本と、白だし小さじ2、みりん小さじ1、ごま油2~3滴です。これをポリ袋に入れて一晩置きます。ポイントはごま油。これを入れることで風味がよくなりますよ。また今回は白だしを使っていますが、麺つゆでもOKです。
■万能酢漬け
オクラを万能酢で漬け込みます。分量はゆでたオクラ5本に対して、万能酢大さじ2ほど。ピクルスのようになってさっぱり食べられるのですが、変色してしまうので、それが気になる人にはちょっと難点かもしれません。
今回筆者が使ったのはベイシアというスーパーのオリジナル商品「いろいろ使える万能酢」です。万能酢は他のメーカーからも販売されているので、お気に入りの物を使ってください。
刻んで三色丼
刻んだオクラ、納豆、炒り卵で三色丼です。納豆とオクラは同じネバネバ系で相性がとてもよいのです。実は納豆とオクラだけの二色丼でもよいのですが、炒り卵を入れることで彩りが良くなります。それに栄養バランスも整いますね。このまま麺つゆをかけたり、かつお節をかけたりしていただきます。
オクラの素焼き
オクラをフライパンで焼くだけです。筆者は油を小さじ1程度引きますが、焦げ付きを心配する必要がなければ、油なしでもOK。オクラの表面に少し焦げ目ができたら完成です。ショウガとしょうゆでいただくのがおすすめ。わさび醤油(しょうゆ)やからし醤油でもおいしいですし、マヨネーズと少しのわさびを混ぜたタレでも、オクラをパクパク食べられますよ。
オクラと卵のケチャップ炒め
オクラを5mm程度にカットして、卵と炒めます。卵に火が通ったら、味付けです。使うのはケチャップのみ。もし味が薄いと思ったら、塩こしょうを少し使うと味が引き締まりますよ。
ごはんにかけてもおいしいですよ。この場合、もう少しケチャップをプラスしてもよいかもしれません。
みそ汁のトッピングに
ナスとタマネギのみそ汁にトッピングしました。オクラには特に味付けをしていないので、お好みに合わせてみそ汁の具材として煮込んでもよいかもしれません。オクラをカットする幅によって歯応えが違ってきます。筆者は歯応えがある方が好きなので、少々厚めにカットしました。
ねばねばした食感のオクラは、脇役になることが多い食材かもしれません。でも、オクラがあることで彩りが良くなったり、程よい食感が加わったりもします。オクラの季節はまだまだ続きますから、ぜひ食卓にオクラ料理を加えてみてください。
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