メルカリで商品を発送する際、出品者は梱包材を使います。梱包材は使い捨てになることが多く、ゴミになってしまうことも。そこでメルカリが始めたのが「すぐに捨てない」という習慣作り。そのために「メルカリエコパック」が作られました。実際にどんなものなのか、使ってみようと思います。
「メルカリエコパック」は2019年にスタート
実は「メルカリエコパック」は2019年に第1弾が登場していました。テントなどで使うターポリン素材を採用したもので、繰り返し使えるというのがポイントです。開発の背景には、使ったり捨てたりする梱包材について、メルカリ利用者の8割が「もったいない」と感じているという調査結果がありました。そのようなユーザーの心理を踏まえて、「メルカリエコパック」ができたというわけです。
そして今回第2弾の「メルカリエコパック」が作られました。第1弾よりもさらに使いやすくなっていますよ。
外側は厚手のしっかりとした生地
梱包材として繰り返し使うのであれば、外側の耐久性はとても重要です。テントなどで使われるターポリン素材を採用しているので、そう簡単には破れなそうです。水を弾くので、雨の中配達をしてもらっても安心ですね。
内側には3mmの厚さの緩衝材が全面に入っています。フワフワしているわけではないので、厚みが出ないのもメリットのひとつです。厚みが出ると、メルカリ便のネコポスやゆうパケットで送れなくなってしまいますからね。
内側にポケットが3つある
「メルカリエコパック」は、ファスナーで開け閉めをします。ポーチのような形でも使えますし、開いて使うことも可能です。内側にはサイズが違うポケットが3つあります。
一番大きなポケットは、参考書や漫画など本を入れるのにちょうどよいと思いました。
二番目に大きなポケットには、コスメアイテムや「推し活アイテム」(例えばアクリルスタンドなど)が入ります。
一番小さなポケットには、アイシャドウやマスカラなどの小物が入るでしょう。文房具なども入ります。ファスナーがついているので、中身が飛び出してこないこともあって、小さなものでも安全に送ることができそうです。
ネコポスやゆうパケットのサイズよりも小さめ
「メルカリエコパック」のサイズは縦19cm、横27.5cmなので、らくらくメルカリ便の「ネコポス」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット、ゆうパケットポスト」に対応しています。ただ、実際にネコポスの箱と比較すると、少し小さくなっていました。そのためネコポスでギリギリ送れるような商品(例えば雑誌やムック本など)は、「メルカリエコパック」には入らないと思います。
「メルカリエコパック」はどうすれば手に入る?
2022年8月現在、「メルカリエコパック」は全国のメルカリステーション(新宿マルイ本館、ららテラス武蔵小杉、北千住マルイ、博多マルイ、町田マルイ、マルイファミリー溝口、マルイシティ横浜、中野マルイ、なんばマルイ)で提供されています。そこで梱包をしてそのまま発送も可能。ただし、返却の状況によっては在庫がない場合もあります。
もうひとつの方法は、出品者から送られてきたものの再利用です。出品者が「メルカリエコパック」を使って発送することが前提になりますが、第2弾の配布枚数は3000枚が予定されていたので、実際に受け取ったことがある人もいることでしょう。
「メルカリエコパック」を使うことで、梱包材やクッション材の節約にもなります。もし購入した商品がメルカリエコパックで送られてきたら、なんだか嬉しくなってしまいそうです。それを使って商品を梱包して、商品だけではなく梱包材も次の人に渡していく。そういった循環にも着目していきたいですね。
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