猫にクーラーの冷えは大敵!?

連日の暑さを涼しく快適に過ごすために、クーラーは欠かせません。猫の熱中症や夏バテを予防するためにも、クーラーを適切に使うことはとても大切です。しかし、猫のカラダを冷やすコトばかりに注意が向いていると、うっかり「冷えすぎ」になっているかもしれません。
 

この時季、猫はカラダが冷えると、さまざまな不調に見舞われます。夏の疲れを秋以降に持ち越さないためにも、気をつけてあげましょう。愛猫が元気に20歳越えを目指すためにも、「冷え」は大敵です。30年猫と暮らし、高齢猫の世話について情報発信している筆者が、冷え対策の「温活」を紹介します。
 

クーラーの冷えで、高齢猫は体調をこわしやすい

室内飼いの猫は、外で生活する猫と違い、寒暖差がはっきりしない環境で生活しています。そのため、夏になっても細かい毛が抜けきらず、熱がこもりやすい傾向にあります。
 

暑さに弱い猫が熱中症にかかるのは、とても危険なこと。クーラーを付けて、猫にとって快適な環境を整える方も多いと思います。ただし家の中に猫が行き来する部屋が複数ある場合、例えば26℃前後の冷房が付いた部屋と、30℃以上のそれ以外の場所を行ったり来たりして過ごすようになれば、気温差のある環境に身を置くことになります。
 

気温差は、猫の自律神経のバランスを崩す原因となります。食欲がない、くしゃみをする、食べたあと気持ち悪くなって嘔吐するなど、さまざまな体調不良を引き起こすことがあります。
 

とくに12歳をすぎた高齢猫などは、筋肉量が少なく、冷えが原因でカラダ全体の血流が悪くなる傾向があり、注意が必要です。

 

猫のカラダに冷えを溜めないための「温活」のススメ

猫のカラダが冷えると、疲れが残り、夏が終わっても体力ダウンや、体調不振につながります。特に高齢猫にとっての冷えは大敵です。
 

猫のカラダに冷えを溜めないよう「温活」に取り組んでみてはいかがでしょう。温活とは、カラダを温めて基礎体温を上げ、体調不良などを改善することをいいます。手軽にできる温活を3つ紹介します。
 

猫の温活1:「湯たんぽ」または「猫カーペット」を準備

クーラーで冷えている部屋に長時間いると、人間でも冷えを感じ、温かいモノを飲みたくなったり、温かいお風呂に入りたくなったりするものです。猫舌の猫に温かい飲み物は難しいですが、カラダを温めるアイテムを準備してあげるコトはできます。
 

たとえば、冷房が付いている部屋の一角にカーペットや湯たんぽのようなほのぼのと暖かい場所を準備してあげたらどうでしょう。ブランケットなどを置いておけば包まることができ、なお暖かく過ごせます。

 

猫の温活2:びわの葉温灸

びわの葉温灸は、びわの葉(びわの葉エキスでも代用可)、棒温灸もぐさ、温灸器を使って行います。びわの葉温灸には、カラダの中から温めて、血流を良くしたり、内臓の働きを活発にしたりする効果があります。コリがほぐれ、リラックスする効果もあります。
 

我が家の19歳の猫には、週1回の頻度でびわの葉温灸を行っています。最初は温灸をカラダに置くことすらできませんでしたが、回を重ねるごとに、カラダにいいコトと理解したようで、今では20~30分ぐらいお灸をカラダに乗せておくことができます。

おかげでびわの葉温灸をした後は、食欲も戻り、家の中を動き回っています。

 

猫の温活3:ブラッシングをしてあげる

人間の温活の中に、冷えに効くツボをマッサージするというのがあります。猫の場合には、ブラッシングをしてあげることが当てはまるのではないでしょうか。
 

猫のカラダ全体を指で毛の流れに沿って撫でてあげたり、ブラシやコームを使って丁寧にブラッシングしてあげたりすれば、マッサージ効果で血流が良くなります。
 

まとめ

暑い時季に起こりがちなクーラーによる冷えは、なかなか厄介なもの。猫にも、体内から温める温活を取り入れ、元気に20歳越えを目指しましょう。
 

温活は、猫がダルそうなときはストレスとなる場合があります。負担にならないよう、注意しましょう。


舟本 美子プロフィール
「大切なお金の価値観を見つけるサポーター」会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。30年猫と暮らし、高齢猫の世話についての記事も執筆。現在は3匹の保護猫と暮らしています。



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