旅行情報誌『九州じゃらん』は2月9〜11日、九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)と山口県に住む20〜69歳の男女1033人を対象に、同エリア内の観光地に関するアンケートを実施しました。実際に訪問して宿泊したことのある人が選ぶ、人気観光地満足度ランキングの発表です。
3位は長崎県「平戸・松浦」66.7%
3位にランクインしたのは長崎県の「平戸・松浦」です。長崎県の北西に位置する平戸市と松浦市は、鎖国時代にオランダやイギリスとの貿易拠点として西洋文化の影響を受けたことで異国情緒豊かなザビエル教会や平戸城などの歴史的な観光地に恵まれています。海に囲まれた平戸市の沖合2kmにある中江ノ島は潜伏キリシタンの殉教地として知られ、2018年に世界遺産に登録されました。また「春日の棚田」と呼ばれる海から山間まで続く棚田の景色は2012年に国の重要文化的景観に選定されています。このほかにも平戸市ではかくれキリシタンの里である「春日集落」や丸尾山、安満岳などの世界遺産を目にすることができます。
松浦市は鯵の水揚げ量が日本一で、漁港の前にある「旬市場(ときいちば)」で味わえる揚げたてのアジフライは見逃せません。
平戸までのアクセスは博多から高速バスで約2時間40分、松浦までは約2時間10分、長崎空港からはバスで約3時間半ほどです。
2位は大分県「別府(別府八湯)」70.7%
2位は大分県の「別府(別府八湯)」です。別府八湯は「べっぷはっとう」と読み、別府市にある代表的な8つの温泉郷の総称で、「別府温泉」(北浜温泉)や「鉄輪(かんなわ)温泉」が有名です。8つの温泉はそれぞれ異なる特徴があり、駅周辺から自然の中までさまざまな場所に点在しています。別府温泉と言えば、地獄めぐり。別府駅発着の定期観光バスを使えば、3時間ほどで間欠泉に合わせて、5つの“地獄”が体験できます。
別府は大分空港から車で約45分と、アクセスも良好です。
1位は長崎県「ハウステンボス」72.0%
年間をとおして魅力的なイベントが開催される長崎県の「ハウステンボス」が第1位になりました。ハウステンボスは日本で1番広いテーマパークで、中世の街並みを再現したレンガ作りの街並みをめぐる運河と四季折々の花たちが美しい、大村湾に面した滞在型のリゾートです。レストランやアミューズメント施設に加えて、ホテルや美術館のほか、「光の王国」と呼ばれるイルミネーションイベントやVRアトラクション、本格エンターテインメントショーなどが楽しめます。
ハウステンボスへのアクセスは長崎空港からバスか高速船で約1時間、宿泊するホテルによっては専用の無料送迎車が利用できるほか、JR大村線の「ハウステンボス駅」からは徒歩5分です。
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