8月1日はカフェオーレの日!
グリコのロングセラー商品「カフェオーレ」は、1979年の発売から今年で43周年。今回は、カフェオーレとコーヒー牛乳の違いなど、「違いの分かる人」になれるカフェオーレの豆知識をご紹介します!
発売日ではない! 8月1日が記念日である理由
カフェオーレの日が8月1日なのは、1979年のその日に発売されたから、ではありません。
実は、牛乳の日である6月1日と、コーヒーの日である10月1日のちょうど間をとったもの。
さすが、「白黒つけないカフェオーレ♪」のフレーズでおなじみ、牛乳とコーヒーのバランスが魅力のカフェオーレらしい記念日ですね。
ちなみに、CMで歌っていたキャラクターは、フランス生まれのミス・カフェオーレちゃん。最近はあまり見なくなりましたが、コーヒーくんとミルクくんを翻弄する小悪魔な姿が印象的でした。
「カフェオーレ」と「コーヒー牛乳」の違い
カフェオーレは、フランスで親しまれているコーヒーの飲み方であるドリップコーヒーと温かい牛乳を50対50で入れた「カフェ・オ・レ(café au lait)」に近づけようと開発された商品。
日本人が発音しやすいように、「カフェオーレ」という表記をあえて採用しました。
一方のコーヒー牛乳とは、牛乳などの乳製品をコーヒーや砂糖で味付けしたもの。比率の定義はありませんが、基本的には牛乳が多くを占めるものを指します。
フランスの「カフェ・オ・レ(café au lait)」は、コーヒーの割合が多めの場合もそう呼ばれますが、牛乳の割合が多め、すなわちコーヒー牛乳のような比率のものは、逆コーヒーという意味の「カフェ・ランベルセ (café renversé)」と呼ばれて区別されます。
リニューアル後も「白黒つけない」姿勢は健在?
「白黒つけないカフェオーレ♪」のフレーズが定番だったカフェオーレでしたが、41年目の2020年に過去最大のリニューアル。
公式Twitterで「ついに白黒つけます」と称して、混ざりあわないセピアとゴールドのストライプが特徴的だったパッケージを一新。
中身も「コーヒーとミルクの比率が50対50」という表現がパッケージやサイトから消えました。代わりに「生乳の甘さが活きている」と称して、人工甘味料を使って砂糖50%カット。
ついにコーヒーくんとミルクくんのどちらを選ぶか、白黒つけたのか……! と、思いきや、翌年わずか1年でプチリニューアル。評判が悪かったのか、ひっそりと人工甘味料不使用に戻りました。
ただ「コーヒーとミルクの比率が50対50」の表現は消えたままです。果たして白黒つけたのか、つけてないのか? どうなのカフェオーレちゃん!
もし牛乳が多くなったのなら、きみはカフェ・ランベルセちゃんてことになるけど、そこんとこどうなの? カフェオーレちゃーん!
43年目もなお、ミルクとコーヒーのバランスを追求し続けるカフェオーレ。ぜひこの機会に、飲んでみてはいかがでしょうか。
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