「冷やし中華」や「冷麺」にスイカはあり? なし? 地域差があることが明らかに!

夏の風物詩である冷やし中華や冷麺にスイカを入れるのはアリですか? 全国500人に調査しました!

冷やし中華や冷麺に「スイカ」を入れるのはアリですか?

7月27日は、スイカの日!


夏においしいスイカの縞模様が綱に見えることから、7月27日が“夏の綱”、「な(7)つのつ(2)な(7)」と読めることにちなんで制定されました。


All About編集部は7月14~19日、全国10~70代の男女500人にアンケートを実施! 同じく夏の風物詩である冷やし中華や冷麺に「スイカを入れるのはアリかナシか?」を調査しました!

 

「冷やし中華にスイカ」はナシ派が圧倒

「冷やし中華にスイカはありですか?」という問いに対して、「なし」と答えた人が66.2%、「どちらかといえばなし」と答えた人が16.8%の結果になりました。
 


2つを合わせると、実に83%がナシ派だということが明らかに。選んだ人からは、以下のようなコメントが寄せられました。


「塩味と甘さが混じるのがあまり美味しいと感じない(30代・男性)」


「冷やし中華のさっぱり感に対して、スイカは甘すぎると思います(60代・女性)」


「酢豚に入っているパイナップルのようなフルーツと普段の食事を合わせることが苦手なため(30代・女性)」


「せっかくのスイカに、冷やし中華のスープやマヨネーズがかかると見た目も嫌です。別々に食べたいです(40代・女性)」


スイカの甘味と冷やし中華の塩味が合わない、見た目も嫌、試したことはないが「酢豚のパイナップル」のような食べ方が苦手だから、といった声が集まりました。


一方で、アリ派からは以下のようなコメントが集まりました。


「あったら嬉しい。最後に食べたい(40代・女性)」


「冷やし中華は何を載せても美味しい(20代・男性)」

「食感はきゅうりとそう変わらないのでありかなと思います(40代・男性)」


「夏だなって感じるからです。赤が入るだけで明るくなるから(30代・男性)」


味が良くなるからアリというよりは、冷やし中華・スイカそれぞれのファンが「食べれるなら同皿でも構わない」としていたり、きゅうりに似ている、彩りが夏を感じるといった理由でアリとしているようです。
 

南の地域の人は「ナシ派」が多い?

また、調査結果には都道府県ごとの差もあり、中国地方より南はナシの比率が高い傾向が見られました。
 


諸説ありますが、冷やし中華の発祥は東京の神田、あるいは仙台とされています。昔から食べられていた地域(東北・関東)に近いほど、スイカを入れるようなアレンジにも寛容、ということでしょうか。


あるいは、冷やし中華は地域によってごまだれ、しょうゆだれ、マヨネーズ添えなど味付けが異なるため、スイカに合う合わないも変わってくるのかもしれません。

 

>次ページ:「冷麺にスイカ」は冷やし中華よりはアリ?

 

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