7月27日は、スイカの日!
夏においしいスイカの縞模様が綱に見えることから、7月27日が“夏の綱”、「な(7)つのつ(2)な(7)」と読めることにちなんで制定されました。
All About編集部は7月14~19日、全国10~70代の男女500人にアンケートを実施。「スイカに塩をかけて食べるのは、アリかナシか?」を調査しました!
あるあるではなかった? スイカに塩はナシ派が圧倒
「スイカを食べるとき、塩をかけますか?」という問いに対して、「かけない」と答えた人が58.6%、「どちらかといえばかけない」と答えた人が15.6%の結果となりました。
2つを合わせると、実に74.2%が「かけない派」だということが明らかに。
・スイカに塩を「かけない派」の意見
選んだ人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「余計なものをかけてスイカ本来の味を失いたくない(40代・男性)」
「子供の時はかけていたが、最近のスイカはかけなくても十分甘いので(40代・女性)」
「そのまままでも甘みを感じることができ、普段からかける習慣がない(30代・女性)」
「塩をかけると美味しいですが通常はかけずにたべて、スイカそのものの味をたのしみます(60代・男性)」
ナシ派の多くは「塩をかけるとスイカが甘く感じる」ことは認めている様子。ただ、そこまでしなくてもおいしい、本来の味を楽しみたい、といった理由で塩をかけないという人が多いようです。
・スイカに塩を「かける派」の意見
一方で、かける派からは以下のようなコメントが集まりました。
「塩をかけると味変になるから(30代・女性)」
「スイカの水分と一緒に塩分を補給するため(30代・女性)」
「塩をかけて食べた方が、甘みが引き立つから(30代・男性)」
「スイカ単体の味も好きだが、甘さとしょっぱさが混じってさらに美味しく感じるから(20代・男性)」
甘さを引き立たせるためだけでなく、味変や甘じょっぱさを感じたいため、熱中症対策で塩分を取るためという意見も寄せられました。
好きだけどかけない? 意外と複雑な「スイカに塩」論争
また「スイカに塩をかけるのは好きですか?」という質問に対しては「嫌い」が40.6%、「どちらでもない」が35.2%、「好き」が24.2%という結果になりました。
以上の2つの質問から、少数ではありますが「スイカに塩は好きだけどかけない」「嫌いだけどかける」という複雑な事情を抱えた派閥が存在することが明らかに。それぞれ以下のようなコメントが寄せられました。
【好き・かけない】「かけたらかけたでおいしい/最近のスイカは十分甘いから(30代・女性)」
【好き・かけない】「更に甘みが増したり、旨味が増す/そのままの甘みを食べたいのと、面倒くさい(30代・女性)」
【好き・どちらかといえばかけない】「普通に食べてるときと、塩をかけたときとで味の変化を楽しめる/年と共に血圧が高くなり、できるだけ塩分を控えているので(40代・男性)」
【嫌い・どちらかといえばかける】「塩を出すのがおっくうだから/甘さが少ないスイカにかけて、甘味を感じやすくするため」
好きだけどかけない派は、最近のスイカは十分甘いから、あるいは年齢で塩分を控えている、といった「昔はかけてたけど今はかけない」という事情も。
また、どちらの派閥にも、かけたら美味しいから好きだけど面倒だからかけない、甘味を感じるからかけるけどおっくうだから嫌い、という「スイカに塩かけるの面倒くさい問題」もあるようです。
「スイカに塩」は、時代と共に減ってきている習慣なのかもしれません。ただ、熱中症対策という新たな需要も出てきているのが興味深いですね。
ぜひこの機会に、スイカに塩、試してみてはいかがでしょうか。
※回答者のコメントは原文ママです
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