町田啓太さん主演、陸上自衛隊の自衛官候補生たちの汗と涙の青春を描くドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)。7月20日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第3話のおさらい
陸上自衛隊の自衛官候補生として訓練を受け続ける国生宙(町田啓太)や馬場良成(佐野勇斗)ら第一班のメンバーたちは、同じ班の武藤一哉(一ノ瀬颯)が父を刺殺し少年刑務所あがりだという噂を聞き戦慄。普段から無口で何を考えているかわからないだけに、やりかねないと言い出す荒井竜次(佐藤寛太)や丸山栄一(時任勇気)の傍らで、宙や馬場はただの噂話を気にする必要はないといいます。
そんな折、新たな訓練が始まり、渡辺淳史(坂口涼太郎)や小倉靖男(池田永吉)、西健太(藤岡真威人)らは、桜間冬美2尉(白石麻衣)が教官のひとりだと知って盛り上がります。宙が冬美から指導を受ける一方、武藤は男性教官からの叱責により様子がおかしくなり、パニックに陥って暴れまわりました。
初の脱落者が出てしまうのか――。「家族」なら心配じゃないのかと宙は教育中隊長の八女純一(北村一輝)に言います。八女は宙に、武藤がなぜ自衛官候補生になったのか、彼の過去を語りました。武藤は八女がスカウトしたわけではなく、暴力をふるう父を殺そうとした自分でも、自衛隊に入って人のためになることができるのかと自ら候補生に志願してきたのです。
そんな中、煙草を吸いに出た宙は、こっそり逃げ出そうとしている武藤と遭遇。武藤は宙に、父を殺そうとしたが返り討ちにあって背中に大きな傷を負ったことや、自分を追い詰める怒声を聞くとパニックになってしまうことを吐露しました。でも辞めたくないという武藤の思いを確かめた宙は、第一班の面々に声をかけ、「これから武藤をぼっこぼこにする」と宣言。それは武藤が耐えられるようになるための訓練でした。
宙たちは武藤にひどい罵声を浴びせます。途中で桜間と八女が来るも、見張り役の馬場が説得。1時間耐えきった武藤に第一班メンバーたちの間は「本気じゃないからな」と罵詈雑言を即座に謝罪。武藤とメンバーたちの間には絆が生まれていました。
そんな一同に、八女から娯楽室への呼び出しがかかります。武藤の脱走がバレたのかと不安がるメンバーたちでしたが、目的は八女によるサプライズ。その日は武藤の20歳の誕生日だったのです。今まで祝われたことがなかったと感涙する武藤に、「皆がお前の家族だ」と八女。第一班のメンバーたちは悪ふざけをしながら和気藹々と武藤を祝うのでした。
フルボッコの荒療治にネット賛否
生きてきた環境のせいで孤独を抱えていた武藤が、宙たち第一班という仲間を得て心を開いた第3話。汗と涙の王道青春ぶりに胸を打たれるシーンが満載でした。
Twitterでは宙による荒療治の訓練シーンに賛否が集まり、「トラウマがあんな方法で克服されることはないし、あのままの訓練を続けて自衛官になって国を守るの?」「トラウマが酷くて過去を苦しんだ人に、荒療治として罵詈雑言を浴びせる→耐えたから克服!凄い!ハッピー!な展開を美談として描かれる描写、これを放送してしまった事実が苦しい」「何とかしたいという周りの気持ちと、変わりたいという武藤の気持ちが重なったから耐えられた、もし今後本当に心無い言葉を浴びせられても今日の事を思い出して乗りきれるかも、と思わせてくれるシーンだった」「武藤くんほんとによく頑張った」などの声が上がり、「テッパチ」に続き「武藤くん」もトレンド入りしました。
ともあれ「家族」としての絆を深めていく第一班の面々。7月27日放送の第4話では、サバゲ―が趣味でミリタリー通の丸山栄一(時任勇気)にスポットが当たります。競い合う第一班メンバーたちの中で、宙と丸山が互いを意識し合って――。丸山が抱える過去やトラウマをどう乗り越えるのか注目です。
『テッパチ!』第4話 7月27日放送予告
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