現在大ヒット公開中の映画『シン・ウルトラマン』には、メフィラス星人やゼットンといった旧作の怪獣や宇宙人がリファインされて登場し一躍人気者に。一方、関連書籍で明らかにされた同作の制作メモによると、もともと円谷プロ劇場3部作として『続・シン・ウルトラマン(仮題)』『シン・ウルトラセブン(仮題)』が構想されていたことが明らかになり、ウルトラセブンに登場した怪獣・宇宙人にも注目が集まっています。
そこでAll About編集部では『ウルトラセブン』(1967~1968年放送)で好きな宇宙人・怪獣についてアンケート調査を実施。2022年4月5日~5月12日の期間、インターネット上で140人から回答を得ました。人気上位に選ばれたのはどの宇宙人・怪獣だったのでしょうか。
第3位:エレキング
3位には第3話「湖のひみつ」に登場した「エレキング」(デザイン:成田亨、造型:高山良策)がランクイン。
エレキングファンからは「可愛いから」「色合いやフォルムが可愛らしい」「白黒のカラーリングと微妙に犬っぽい顔がすきだった」「エレキングの配色が好きだった」と、デザインの良さやかわいさを推す声が。
また、「エレキングはフォルムが可愛くソフビの人形を持つほど好きだった」「怪獣らしい怪獣。最初にかってもらったのがエレキングのソフビでした」「ソフビ人形買ってもらったりした記憶があるからです」と、ソフビ人形に関する思い出も多いようです。
第2位:ウインダム
2位には、第1話、第24話、第39話に登場した「ウインダム」(デザイン:成田亨、造型:高山良策)がランクイン。
後に『ポケットモンスター』にも影響を与えたとされるカプセル怪獣のうちの一体。劇中での活躍はそこそこで、第39話ではガッツ星人の攻撃により悲劇的な最期を遂げましたが、なんだかんだで後のウルトラシリーズにも登場し続けるなど意外な人気者。
ファンからは「どこか愛嬌がある人類の味方のキャラなので好ましかった」「目力がスゴイ」「ロボット的なキャラが好き」「金属感が斬新」「見た目が好き」「カプセル怪獣と言えばウインダムでしょう」と、愛にあふれるコメントが数多く寄せられました。
第1位:キングジョー
1位に選ばれたのは、第14話・第15話「ウルトラ警備隊西へ(前編・後編)」に登場する、ペダン星人が作った巨大ロボット「キングジョー」(デザイン:成田亨、造型:高山良策)。
キングジョーファンからは、「ヒーローが負けるという事がショックで、強さに驚いた」「圧倒的な強さ。ウルトラマンのゼットンのように完敗というわけではなかったが、とても勝てたとは言えない程の強力なロボット怪獣でした」「キングジョーは持ち前のパワーやいざピンチとなった時の分離機能で敵を翻弄できそう」「セブンといえばキングショーというイメージが強い」と、圧倒的強さを評する声が殺到。分離・合体する意外性もさることながら、ウルトラセブンを窮地に追い込んだシリーズ屈指の強さも人気の理由。
さらに「キングジョーはとにかくカッコよくておもちゃも数種持っていました」「キングジョーは当時非常に格好良かった」「宇宙船が合体してロボットになる設定が秀逸」「昭和ウルトラシリーズで最強と呼べる強さと、合体と分離を含んだかっこよさがすばらしいです」「キングジョーのフォルムがとても特徴があり印象に残っている」「『ロボット怪獣』というコンセプトが斬新だった。その後のウルトラマン作品にも度々登場していて先見性があったと思う」「怪獣なのにロボットという所に魅力を感じる」など、デザインや設定を絶賛する声も集まりました。
余談ですが、1位・2位にランクインしたキングジョーとウインダムは、どちらも2020年放送の『ウルトラマンZ』に登場し、特空機2号・3号として活躍するなど、現在も根強い人気がうかがえます(その結果が今回のランキングにも多少影響したかもしれませんが……)。
皆さんの好きな怪獣・宇宙人はランクインしていましたか?
※コメントは回答者ママ
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