7月2日1時35分に発生したKDDIの通信障害は、7月5日15時36分に完全復旧をしました。約86時間に渡って起きた通信障害は、メルカリにも大きな影響を及ぼし、特にメルカリ便に関しては、ユーザーも不安になってしまったようです。今後も起こる可能性がゼロではない通信障害ですから、万が一を考えて対策を練っておきたいところです。
メルカリ便に起きた障害
7月7日現在で障害は解消されていますが、KDDIの通信障害が起きたときにはメルカリ便にも影響がありました。「メルカリびより」によると、以下の通りです。
- ホームページの荷物問い合わせシステムに最新の荷物情報が更新されず、配送状況の確認ができない
- 一部の宅配便ロッカーPUDOから発送ができない
- メルカリポストの集荷・配送が遅延する
また、らくらくメルカリ便で連携をしているヤマト運輸や、梱包・発送たのメル便で連携をしているヤマトホームコンビニエンスでも影響がありました。
ゆうゆうメルカリ便を担当する郵便局の場合には、貨物鉄道事業者の貨物情報システム障害に伴う貨物列車の遅延などの影響で、近畿・中国・四国地方から北海道地方へ送るゆうパックに配達の遅れが出ていました。
メルカリで商品を購入したユーザーは、荷物が届くのを楽しみにしています。だからこそ、発送が遅いとトラブルになることもあるわけですが、今回の障害は全国規模。到着が遅れてもクレームを受けることはなかったと思われます。
通信障害が起きたらどうすれば良い?
■発送してから通信障害が起きた場合
今後も大規模な通信障害が起こる可能性がゼロではない以上、その時どうすれば良いのかも考えておきたいところです。全国規模の障害であれば購入者も事情を理解しているでしょう。もし発送してから障害が起きてしまったら、到着まで時間がかかってしまうのは仕方ありません。取引メッセージで連絡ができる環境下であれば、出品者の方からも連絡をしておくと購入者も安心しますね。
■発送前に通信障害が起きた場合
発送する前に通信障害が起きたら、発送を待つのが得策ではないかと筆者は考えます。今回の大規模障害でメルカリ便にも影響が出たことが分かったので、購入者に連絡をして発送を待つことを伝えましょう。購入者も荷物の配達状況がわからないと不安になるので、理解を示してくれると思います。
ただ、購入者がどうしても送ってほしいのであれば、発送手続きをしても良いでしょう。その場合には、「配達状況が反映されない可能性があること」「配達が遅れる可能性があること」を伝えておきます。
これだけ便利になった世の中では、通信障害は起きてほしくないことの1つです。でもいつ起こるか分からない以上、今回のことを教訓にしていきたいものです。
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