子どもによって個性が違い、こだわりの持ち方や反抗期やイヤイヤ期の時期、度合いなども異なりますが、多くの家庭が抱える「子どもについての悩み」とは、どのようなことなのでしょうか？
ARINAが運営する「おうち教材の森」は、2022年3月3日に実施した調査結果から、「子どもについて困っていること」をランキング形式で発表しました。同調査は、全国の中学生以下の子どもの親200人（有効回答数：182）を対象に、インターネット上で実施しました。
第5位：寝起きが悪い
「絶対に泣いてぐずって起きるため困っています。どうしたら機嫌よく起きるのかといつも思っています」「自分で目覚ましで起きれないし、起こすとしばらく不機嫌」など、“寝起きが悪い”だけでなく、その後不機嫌になってしまうことに手を焼いている人も多いようです。不機嫌にならなくても、「起きてからボーッとしている時間が長いので準備に時間がかかる」など、エンジンがかかるまでに時間を要することや、中には「家族全員寝起きが悪く朝からバタバタになってしまう」などのコメントもありました。
第4位：テレビばかりみている
「片付けや宿題などやらなくてはいけないことがあるのにテレビばかり見てどうやって叱るか困っています」「眠るまで、ずっとテレビに夢中になっているからです」「いつもテレビばかり見ていて勉強しなくて困っているからです」など、テレビに夢中で、やらなければいけないことが後回しになっているとの声が集まりました。中には、「目を悪くしないか心配です」「コロナになってから外に行くことが減ったから」など、コロナ禍でのステイホームがきっかけとなって、テレビばかり見るようになってしまったとの声もありました。
第3位：ごはんを食べない
「おやつはたくさん食べたいと言うのに、食べて欲しいごはんはあまり食べないから」「おかずばかり食べ白米は残すから」「栄養の偏りは成長にも影響を与えると思うから」など、ごはんの食べ方に偏りがあるとの声が集まりました。ほかにも、「残されると処理に困るから」「好き嫌いが多い。今改善しようとしています」など、子どもの食べ物の好き嫌いをなくすことに苦戦する保護者は多いようです。
第2位：片付けができない
「出したものをそのまま放置する癖があって片付けが出来ないからです」「片付けてもまた散らかしてしまうからです」などの声のほか、中には「大人になってもできなくなってしまうと不安になるから」など、片付けられない大人になってしまうのではないか、将来についても不安になってしまう、との声もありました。さらに、「物をなくす事が多く、いざ必要な時になく困る事や片付けてない物にぶつかり痛い思いをしたりするからです」「着ようとしてやめた服や脱いだ服をそのままにする。よくあれがないこれがないと言ってるから」など、必要なときに必要なものが見つけられないなど、片付けられないことで支障が出ているケースもありました。
第1位：言うことを聞かない
1位は「言うことを聞かない」でした。「何回注意しても同じことをする」「小学生の男の子なのですが、言うことを聞いてくれないのが一番イライラするし本当に困ります」などの声が集まりました。中には、“聞かない”だけでなく、「素直に話を聞いてくれず口ごたえをするようになったから」「反抗してばかりいます」など、口ごたえや反抗に悩んでいる保護者も多いようです。
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※回答者のコメントは原文ママです
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