住まいや暮らしについての調査を行う「SUUMOリサーチセンター」は、2022年2月16日〜3月10日の期間、20歳以上の男女14万171人 を対象にアンケートを行い、「SUUMO住民実感調査2022 北海道版」を発表しました。ランキングは、現在住んでいる人に聞いた「今後も住み続けたいですか 」という質問に対する11段階の評価を10点刻みで点数化し、30人以上の回答者がいる駅のみについて平均を出し、偏差値化して算出したものです。
この記事では、北海道で住み続けたい自治体ランキングを発表します。
3位は「河東郡音更町(かとうぐんおとふけちょう)」76.51点
「河東郡音更町」はJR帯広駅まで市街地から車で約15分、帯広空港まで車で約50分と道内・道外ともにアクセス良好な町。北海道の町と村の中では最も人口が多く、酪農や農業、温泉で知られています。住民にとっての魅力としては、「ごみ収集のサービスが充実している」「車での移動が便利である」「物価が安い」ことがあるようです。このほか、「住居費が安い」「生活上の用事を効率的に済ませられる」ことをメリットと考える人もいました。
2位は「札幌市厚別(あつべつ)区」77.78点
2位にランクインしたのは「札幌市厚別区」。中心部には新札幌副都心として札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ」駅をはじめ、公共施設や商業・業務施設が集まっており、2021年には大学や専門学校が開校しました。さらに 2023年には駅前に商業施設「BiVi新さっぽろ」が開業予定で、ホテルや大規模マンションの建設も進められています。住民からは、「電車やバスでの移動が容易」「これからも街が発展しそう」「街に賑わいがある」「不動産の資産価値が高そう」といった意見が寄せられました。
1位は「札幌市中央区」78.33点
1位は「札幌市中央区」です。札幌市中央区は2030年度末に延長を予定している北海道新幹線と、2030年冬のオリンピック・パラリンピック招致を控えて、南口をはじめとした大規模再開発計画がいくつも進められています。アンケートからは「映画館や劇場、美術館、博物館といった文化、娯楽施設が充実している」「電車やバスでの移動が容易」「街に賑わいがある」「コワーキングスペースやカフェなど仕事のできる施設がある」などの魅力がうかがえます。
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