ネストエッグは、運営する自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」のユーザーを対象に「夏のボーナスに関する調査」を実施。想定する夏ボーナスの支給額や使い道などが明らかになりました。
夏ボーナス、想定金額1位は「20~40万円」
夏ボーナスの支給については、53.8%が「支給される」と回答。想定金額は、1位「20~40万円未満」(32.6%)、2位「20万円未満」(25.8%)、3位「40~60万円未満」(18.8%)でした。
使い道1位は「貯金」
夏ボーナスの使用目的は、2021年同様「貯金」が最多に。割合は2021年の74.0%から71.6%と、2.4ポイント減少しました。次点は「生活費の補填」(26.2%)でした。
消費を伴う使用目的では、「旅行」が2021年の11.3%から19.3%へ約2倍に増加。加えて「外食」「クルマ」も増え、外出関連目的が増加していました。一方、「ファッション」「家電」「食品」「ガジェット」は減少。同社では「家電」「食品」「ガジェット」はイエナカ消費需要が一巡したためと考察しています。
世代別では、Z世代が全体平均より「貯金」「ファッション」「旅行」「推し活」「外食」が高く、貯金をしながらも「今」を楽しむための消費意向が高いことが分かりました。ミレニアル世代では「投資」が平均より高く、将来への備えの意識が高いことが伺えます。氷河期世代、バブル世代以上では「貯金」目的が平均より下がり、生活費の補てん、ローン、借り入れの返済が平均よりも高い傾向にありました。
貯金にあてる予定平均金額は「21万8247円」
貯金にあてる予定平均金額は21万8247円で、2021年の27万6778円から減少しました。貯金にあてる比率の変化では、「減らす予定」と回答した人が2021年比でやや増加しています。
貯金比率を増やす理由のTOP3は、「生活防衛のため」「老後資金のため」「家族のため(教育費など)」。一方、貯金比率を減らす理由のTOP3は、「生活費の補てんのため」「ローン返済のため」「買い物のため(自分のほしいもの)」でした。
調査は5月20~23日。インターネット上で実施。全国18歳以上のfinbeeユーザーを対象に実施し、有効回答数は2495件(Z世代270人、ミレニアル世代917人、氷河期世代810人、バブル世代以上498人)。
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