All About編集部では、全国の10~60代の男女500人を対象に「高校時代のテスト勉強」についての独自アンケート調査を実施しました(調査期間:2022年5月12~15日)。今回はその中から、高校時代、テスト勉強に最も“時間をかけなかった”科目ランキングを発表します!
第3位:保健体育
「勉強しなくてもパスするから(50歳女性)」「主要科目を優先していたし、内容もそこまで難しくなかったのでできるだけ時間をかけないようにしていた(25歳女性)」「保健体育はちょっと教科書見るぐらいだった(43歳女性)」「範囲が狭く、直前に教科書を見る程度で何とかなっていたからです(30歳女性)」など、時間をかけなくても点数がとれた人が多かった「保健体育」。また、「保健体育の教科書の勉強方法がよく分からなかったため(41歳女性)」「どこを勉強すればよいのかよくわからなかったため(32歳未回答)」「受験には無関係の教科だったから。またテストを頑張ったとしても、結局は実技のほうを優先されることが多かったからやる気は出なかった(45歳男性)」など、そもそも「どう勉強したらいいのか分からない」との声も寄せられました。
第2位:数学
高校時代、テスト勉強に最も「時間をかけた」科目で1位だった「数学」が、「時間をかけなかった」科目でも2位にランクイン。
回答者からは、「どうがんばっても公式等を覚えることができなかったため(24歳男性)」「全く分からなかったので笑。やってもやらなくても点数変わらなかった現実を踏まえ、やらなくてもいいかなと思ってしまった(45歳男性)」「苦手な教科で捨てると決めたので(36歳女性)」「あまりにも苦手で最初から勉強することを諦めていたので結果として全くテスト勉強をしなかった(25歳男性)」など、数学が苦手で“捨てた”から、というコメントが多く集まりました。
中には、「苦手だったので、勉強してもできるわけがないと思っていたし、そもそも勉強方法がよくわからなかったからです(31歳女性)」「勉強してもわからなかったし、嫌いだったから(39歳女性)」「授業もついていけず、まったくわからなかったので、何を勉強していいのかすらもわからなかったので(38歳女性)」など、勉強の仕方が分からないとの声も。
一方、「公式さえ覚えればだいたい解けるため(22歳女性)」「得意教科であり、授業だけで大丈夫だったので、ほぼテスト勉強していないため(22歳男性)」「数学は得意でさほど勉強しなくても自信があったからです(44歳男性)」「解けばいいだけだった(36歳女性)」など、数学が得意な人からはうらやましいコメントも多く寄せられました。
第1位:現代文
1位は「現代文」でした。回答者からは、「テスト本番でも文章を読めば問題を解ける(18歳男性)」「勉強しても結局はテスト内容の読解力が求められていたから(23歳男性)」「本文から答えを導き出せるから、暗記などの勉強の必要がないため(38歳女性)」「授業を真面目に受けていればある程度の点数は採れていた為(25歳男性)」などの声が集まりました。結局は、本番の読解力が要だと考えている人が多いようです。また、「小説などが好きだったので、ある程度は学習しなくても理解できたから(33歳男性)」「現代文は、普段本を読んだり、なにげなく新聞を読んだりで培われる知識が使えると思います。なので、勉強としては、時間を取らず! 普段の生活から、本を読むことを心がけてました(39歳女性)」など、普段の読書量が「現代文」の点数につながったとのコメントも。
一方、「漢字以外勉強のしようがないから(36歳女性)」「感覚で解いていたから(21歳女性)」「日本人だから、文を読めばわかるだろうって思ったから(26歳女性)」「苦手で、筆者の気持ちわかりませんでした(26歳女性)」「勉強の仕方が良く分からなかったから(34歳男性)」などのコメントもあり、勉強の仕方が分からず、時間のかけようがなかったと感じている人が多数でした。
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※回答者のコメントは原文ママです
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