Zoomは4月29日、無料で利用できるベーシックユーザーの1対1ミーティングにおいて、40分の時間制限を新たに設けることを発表しました。5月2日からすでに適用しています。
この制限により、無料ユーザーはすべてのビデオミーティング時に、一定の時間制限が課せられることになります。
無料ユーザー主催の1対1ミーティングでも40分の時間制限適用へ
Zoomの無料アカウントユーザーが主催するミーティングは、これまで「2人(1対1)」で行う場合は時間無制限。40分の時間制限が課せられるのは、ミーティングへの参加者がホストを含め「3人以上」からでした。
今回の変更により、「2人(1対1)」でも40分の時間制限が課せられることになります。Zoom社は、利用規約変更の理由を明らかにはしていません。
「40分を過ぎると強制的に会議を中断しなければならない」「有料アカウントユーザー主催のミーティングに無料ユーザーが出席しても時間制限はなし」といった基本的な利用規約に変更はありません。
プロプランへのアップグレード割引キャンペーンも実施中
同サービスは、日本国内でもコロナ禍をきっかけにユーザー数を伸ばし、さまざまな分野の個人/法人で採用されています。oricon MEが2021年に発表した「おすすめのWeb会議ツールランキング」でも、2年連続で「Zoom Meetings」が1位を獲得など、満足度の高いツールとして人気です。
引き続き時間制限なしで使いたい場合は、月額2000円のプロアカウントに変更する方法もあります。同社はアカウントアップグレードのための割引キャンペーンを期間限定で実施しており、プロアカウントの月額プランは最初の半年間を50%オフで、年額プランの初年度を40%オフで提供するとしています。キャンペーンの実施期間は5月15日まで。
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