【マニアックな業界用語】インターネット用語編

「バズる」や「クソリプ」など、日々新しい表現が生まれているインターネット用語。その一方で、サービスの移り変わりや利用形態の変化によって、最近ではめっきり使われなくなった用語も数多く存在します。


そこで今回は、Z世代には通じない? 懐かしのインターネット用語を紹介します!

いらすとや

 

キリ番を踏む

アクセスカウンターで、キリのいい番号を達成すること。かつてのホームページやブログには、自分が何人目の訪問者か分かる「アクセスカウンター」なるものがついていて、10000や77777など、キリのいい番号やゾロ目になることを「キリ番を踏む」と呼んでいました。


テーマパークで1万人目のお客様に記念品が贈られるように、キリ番を踏んだ人のリクエストに答えてサイト主がイラストを描いてあげる、といったお祝いをする文化や、報告を義務付ける「キリ番踏み逃げ禁止」を掲げるサイトもありました。


今でも、Twitterのフォロワー数がキリのいい数になるとスクショする人はいますよね。あの感覚かもしれません。いつの時代も「キリ番」は人の心を熱くする瞬間なのです!

 

ロムる

掲示板で発言をせずに読むだけに留まること。ロムとはRead Only Memberの略で、読み出し専用メモリのROM(Read Only Memory)をもじった和製英語です。


今の「5ちゃんねる」のような掲示板サイトだけでなく、かつての個人ホームページにもBBS(Bulletin Board System)と呼ばれるそのサイトだけの掲示板が設置されている場合が多く、SNSのない時代、様々な掲示板で活発なやりとりがされていました。


会話の流れをぶった切るような、空気を読まない発言をしてしまうと「半年ロムってろ」と一蹴されることも。匿名だと口が悪くなってしまう人が多いのは、昔から変わってないですね……!

 

リンクフリー

そのサイトに、自由にリンクを張って良いということ。Z世代の皆さんは「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、なんと、かつてのインターネットではリンク先に許可を取るのが原則という風潮がありました。


そのため、わざわざ許可を取らなくてもいいですよ、という意味で「このサイトはリンクフリーです」と、あえて書く必要があったのです。


今でもTwitterで「フォローリムーブご自由に」と当たり前のことを書いている人がいますが、あれはリンクフリー時代の名残なのかもしれません。


ちなみに海外ではこのような風習はなく、リンクフリーも和製英語です。smoke free(禁煙)のようにフリーには禁止という意味もあるため、Twitterで「Follow free」と書くと「フォロー禁止」と思われかねないのでご注意ください。


ネットの発展と共に、目まぐるしく更新されてきたインターネット用語。あなたの子どもに「FF外から失礼しますってなに?」と聞かれる日も、そう遠くないかもしれません。



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