大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』が日本でリメイク決定! 竹内涼真さん主演の『六本木クラス』として、テレビ朝日系で7月から放送されることが発表されました。
 

『六本木クラス』(画像出典:公式サイト)

 

SNSでは『六本木クラス』はダサいという声も

『梨泰院クラス』は、韓国のWebtoon(縦型スクロールWebマンガ)を原作として制作されたドラマ。2020年1月にNetflixで配信され、日本でもブームを巻き起こしました。


待望の日本版リメイク、そして主演は竹内涼真さんということで話題になっています。


ところが、SNSでは「六本木なん…」「思わず…ださ…って声に出ちゃった」「梨泰院=六本木なのおもろすぎだが」などのコメントも。


たしかに六本木は「ギロッポン」と呼ばれていた一昔前のイメージもあるので、ちょっと違和感があるのかもしれません。


そこで今回は、『六本木クラス』という名付けの経緯や、他にしっくりくるタイトルはあるのか、調査してみました!

 

「梨泰院=六本木」は以前から決まっていた

実は、本ドラマの原作は韓国ドラマの『梨泰院クラス』ではなく、その原作であるWebtoonを日本の設定に置き換えて翻案(ローカライズ)されたマンガ『六本木クラス』(2017年配信開始)。


今回のドラマリメイクに際してタイトルを付けたのではなく、翻案マンガの時点で『六本木クラス』だったんです。

マンガ『六本木クラス』(c) Kwang jin/Daum Webtoon(画像出典:カカオピッコマのプレスリリース)


ではなぜ、翻案マンガに『六本木クラス』というタイトルを付けたのか。


『AERA dot.』に掲載された漫画配信サービス「ピッコマ」ビジネス戦略室長・杉山由紀子さんへのインタビュー記事によると、「主人公が梨泰院に飲食店を出すのですが、梨泰院の外国人が多く飲み場も多い特徴から、日本における舞台としては六本木がふさわしいだろうということからこのタイトルにしました」とのこと。


外国人が多くて飲食店が多い=六本木、だったんですね。ただ、それだけなら新宿や横浜、神戸の三宮など、他の街でもよさそうですよね?

 

梨泰院は、異国情緒と若者の街

続いて、原作である『梨泰院クラス』の梨泰院(イテウォン)がどのような街なのかを調べてみました。


首都ソウルの中心である龍山地区にあり、ソウル最大の繁華街である明洞にも近く、ドラマ内では「一番ホットな街」「権利金の平均額はソウルで第3位」と紹介されています。


権利金とは日本にはない文化で、大家への契約金とは別に、前の入居者に払うお金のこと。商売の激戦区であるほど高額になります。


ここから、日本でいえば東京都内、それも山の手線の内側にあるような都心部と考えられます。


また、梨泰院は隣の龍山に米軍基地があった影響と、世界各国の大使館や領事館も周辺に多くできたことで、外国人向けの飲食店やバー、ショッピング街として発展してきました。


さらに近年では、おしゃれなカフェやブティック、そしてソウル3大クラブ地域のひとつに数えられるほどクラブが多く、若者の街としても人気を集めています。


主人公が出店した飲食店も、レストランやバーではなく「室内ポチャ」でした。室内ポチャとは、屋台(ポチャ)の雰囲気を室内で味わえる、若者に人気のスタイルです。


ただし、ドラマ内で主人公のライバルが、日本でいう相席居酒屋のような形態の新店舗を梨泰院に出店しようと会議で提案して「街の客層にそぐわない」と却下されるシーンも。


その理由は「梨泰院はメニューの価格設定が高く、20代半ばから30代後半が主要顧客。彼らは居酒屋でナンパしない」と説明されています。


若者といってもZ世代よりは上の世代、ちょっと大人向けの街と考えられます。

 

結局「六本木クラス」がダサいけど一番しっくりくるかも

そんな梨泰院のローカライズにふさわしい、日本の梨泰院と呼べるような街はどこなのか。考えていくと、結局「六本木」が一番しっくりくるのかもしれません。


都心にあって、最大の繁華街(新宿)にも近く、大使館の集まる街(麻布)も近いために外国人も多い。


クラブの多い若者の街でありながら、Z世代が集まる街(渋谷)よりは少し大人向け。


さらに、街の景観や風景も、ドラマで描かれている梨泰院とよく似ています。


六本木は、梨泰院クラスの主人公のような成功を夢見る若者が集う飲み屋と、そのライバルたち成功者の勤める高層ビルが同居している街です。


実際に歩いてみると、撮影地に使われたような坂道や路地、小さな公園も多い印象があります。


そして、梨泰院なら南山タワー、六本木なら東京タワーという、都市を象徴するタワーを間近に眺めることができるのも大きな共通点です。


そういった土地柄や景観を考えても、六本木は「日本の梨泰院」と呼ぶのに一番ふさわしい街だといえるでしょう。

 

タイトルの「ダサさ」もリメイクされている?

「だとしてもダサいけどなぁ」と思った皆さん、安心してください!


本家のドラマ内でも「梨泰院クラス」というネーミングは「ダサい」「好きじゃない」「昔風の感じ」と登場人物たちに散々いわれてました…….。ダサさすらもぴったり! ある意味、完璧な翻案タイトルなのです。


そんな『六本木クラス』は、連続ドラマとしては異例となる六本木での大規模撮影を予定しているとのこと。


日本の梨泰院である六本木で撮影される『六本木クラス』、今から放送が楽しみですね。



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