認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が行った調査によると、2021年の移住相談者・セミナー参加者は4万9514件と過去最高の相談件数を更新しました。移住希望者の年齢内訳を見ると、50代は2013年からの9年間、安定して2割弱を保っています。
 

では、50代に人気の移住希望先はどこなのか、同センターの窓口相談者アンケートの結果をもとにランキング形式で紹介します。
 

山梨県富士吉田市の商店街から見る雄大な富士山

 

3位は、シニア世代から注目度急上昇の「群馬県」(7.1%)

50代以降の世代の窓口相談者移住希望地ランキングで、それぞれ3位(50代)、2位(60代)、1位(70代以上)と移住先としてシニア世代から近年注目が高まっているのが群馬県です。
 

その背景にあるのは、移住者受け入れに対する県をあげての取り組み。「移住相談」はオンライン、対面ともに力を入れています。他にも「移住支援金」の支給、「群馬県シニア就業支援センター」の設置、「お試し住宅」の貸し出しなど移住後の生活イメージが出来るところも注目される要因のようです。
 

2位は、都内から二拠点生活も可能な「山梨県」(7.8%)

首都圏から近く、富士山や南アルプスなど雄大な自然に囲まれた山梨県。その人気はもともと高く、2016年は1位、2020年の窓口相談では2位と常にランキングの常連県です。
 

年齢別に見ても、20~70代まで全ての年齢層でトップ10入り。県も都内へのアクセスの良さを活かした現実的な取り組みの提案をいくつも行っています。
 

完全な移住への支援はもちろんのこと、都内に住所を置きながら山梨県とを行ったり来たりする二拠点生活の推進や「お試しテレワーク」への補助などシニアライフを目前にした50代が今の暮らしをしつつ移住気分を実現できる移行期のアイデアが豊富です。
 

1位は、関東近県からのIターン先に不動の人気、静岡県(12.5%)

50代に限らず、ほぼ全ての年齢層から1位を獲得している静岡県。50代の相談者の12.5%に選ばれました。
 

移住前の居住地は、関東近県からのIターンが8割を占め、「実際に仕事や観光で訪れたことがある」という声が多く聞かれます。
 

首都圏からも関西からも行き来がしやすいため、訪れた際に、富士山と海、茶畑、温暖な気候、おいしい魚介類に果物……と自然環境面でも魅力が満載であることを実感できることが移住希望の要因にもなっているようです。


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