NTTドコモは、2022年4月からの成年年齢引き下げに伴い、新しく成人となる全国18〜19歳の男女1000人を対象に 「新生活の消費意識に関するアンケート」を実施しました。
その結果、新成人が自由に使えるお金はひと月あたり4万3200円、節約方法のトップは「ポイントを有効活用する」などの実態が明らかとなっています。
新成人の「ひと月あたりの自由に使えるお金」平均は4万3200円
ひと月あたりの自由に使えるお金を調査したところ、平均は「4万3200円」であることが分かりました。3月以前は3万500円だったことから、ひと月あたり1万2700円増加していることが分かります。
支出項目別で見ると、3月以前までは「趣味」(63.0%)や「服飾費」(38.4%)、「交際費」(37.1%)が上位を占めている一方、4月からは「交通費」(17.0%)、「食費」(16.0%)、「携帯料金」(15.1%)などがTOP3にランクイン。
各項目にかかっている費用も偏りが減り平均化されており、生活全般を自らの収入で管理している様子もうかがえます。
消費意識は「節約」「堅実」「計画的」の3つ
新成人の消費意識について調査したところ、1位「できる限り節約したい」(95.4%)、2位「堅実で計画的な消費行動をしたい」(90.6%)がともに90%超えという結果でした。「節約」や「堅実」「計画的」といったワードが上位にランクインしており、控えめな消費意識であることがうかがえます。
節約に有効な手段は「クーポン利用」「ポイント利用」「値引き商品」
「利用したい節約方法」について聞いたところ、3位は「クーポンを有効活用」で64.2%、2位は「値引き商品を購入」で65.0%、1位は「ポイントを有効活用」で80.0%となっています。また4位には「キャッシュレス決済でキャッシュバックを利用」(35.0%)もランクインしており、ポイント利用への関心が高い様子がうかがえる結果となりました。「クーポン」や「値引き」「ポイント」が新成人にとっての有効な手段3種といえそうです。
ポイント活用による「ひと月に使える自由なお金」の差は約2000円
ポイントの活用について聞いたところ、「有効活用できている」と答えた人は62.7%という結果に。「有効活用できている」と答えた人と「有効活用できていない」と答えた人の「ひと月に使える自由なお金」を比較すると、「約2000円」の差があることが分かっています。
全てがポイントによるものかは分かりませんが、1年で計算すると約2万4000円もの差になり、ポイント活用が家計に与える影響は大きいといえそうです。
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