「成人前に身につけておけばよかったこと」1位は? 【「成年年齢引き下げ」賛成派は約4割】

グラフィコは全国の既婚男女995人を対象に、成年年齢引き下げに関する意識調査を実施。賛成派は約4割でした。20歳を迎えて成年になったと自覚した20〜30代は5割以上。 成人前に身につけておけば良かったこと1位とは……?

オキシクリーン等、日用品・健康食品を製造・輸入販売するグラフィコは、全国の既婚男女995人を対象に、2022年4月1日から適用される「成年年齢引き下げ」に関する意識調査を実施しました。調査期間は、2月21~25日です。
 

「成年年齢引き下げ」賛成派は約4割

「成年年齢引き下げ制度」に対する賛否(オキシクリーン調べ)

成年年齢引き下げ制度に関して、37.3%の方人が「賛成」と回答。反対派は23.3%でした。一方で、「どちらでもない」(39.4%)が最も多い結果に。

賛成派からは「若者でもしっかりした人はしっかりしている(43歳女性)」「選挙権については成年年齢は妥当だと感じる(33歳男性)」などの声が寄せられました。

反対派からは「未成年は金融知識が無いため詐欺にあうリスクが高くなる (26歳女性)」「精神的、社会的成熟はむしろどんどん遅くなっているのに、逆行している(59歳男性)」などのコメントが集まりました。
 

「成年」になったとき自覚はあった? 20〜30代は5割以上が自覚

20歳になったとき「成年になった」と感じたかどうか(オキシクリーン調べ)

20歳を迎えたときに「成年」としての自覚が芽生えたかどうかについて、「はい」と回答した40歳以上は3割台でした。一方で、20〜30代は5割以上が「はい」と回答。世代によって大きく差が出る結果になりました。

20〜30代は「ゆとり(さとり)世代」と呼ばれ、どこか現実的で自身の価値観を優先しつつ、社会と関わる傾向が強いとされています。そのため、早い段階で成年に対する自覚が芽生えた可能性もあるでしょう。

一方で40歳以上は、「就職氷河期~バブル期」に成年を迎えています。激動の時代で20歳となり、成年としての自覚を持つことは難しかったのかもしれません。
 

 成人前に身につけておけばよかったこと1位「料理・自炊」

上位回答比較(オキシクリーン調べ)

自身が成人になる前に身につけておけば良かったことの1位は、「料理・自炊」(51.8%)でした。次いで、2位「お金の管理」(30.6%)、3位「テーブル・冠婚葬祭のマナー」(20.4%)と続きました。

また、自分の子どもが成人になるまでに身につけてほしいことの1位は、「料理・自炊」(66.1%)。続いて2位「お金の管理」(56.3%)、3位「お部屋の掃除」(40.7%)となりました。

1〜2位は同じ回答。料理・自炊やお金の管理が苦手な親が、子どもに同じ思いをさせたくない気持ちが表れているのかもしれません。子どもに身につけてほしいことの3位は「部屋の掃除」。子どもが普段から部屋を掃除していない様子もうかがえます。


【おすすめ記事】
新成人が欲しい車ランキング! 3位「レクサス」、2位「BMW」、1位は?
新成人の「結婚したい年齢」が判明! 2位は「28歳」、1位と「結婚したくない人」の割合は?
【黒歴史】思い返すと“イタすぎる”失敗も!? 大人たちに聞いた「成人式のエピソード」集
成人式に「行った派」「行かなかった派」、その理由は? ご当地ならではの“衝撃の儀式”も
2022年に「新成人」を迎える芸能人・有名人6選! 俳優・モデル、スポーツ選手まで

【関連リンク】
プレスリリース
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】