「成年年齢引き下げ」賛成派は約4割
成年年齢引き下げ制度に関して、37.3%の方人が「賛成」と回答。反対派は23.3%でした。一方で、「どちらでもない」(39.4%)が最も多い結果に。
賛成派からは「若者でもしっかりした人はしっかりしている(43歳女性)」「選挙権については成年年齢は妥当だと感じる(33歳男性)」などの声が寄せられました。
反対派からは「未成年は金融知識が無いため詐欺にあうリスクが高くなる (26歳女性)」「精神的、社会的成熟はむしろどんどん遅くなっているのに、逆行している(59歳男性)」などのコメントが集まりました。
「成年」になったとき自覚はあった? 20〜30代は5割以上が自覚
20歳を迎えたときに「成年」としての自覚が芽生えたかどうかについて、「はい」と回答した40歳以上は3割台でした。一方で、20〜30代は5割以上が「はい」と回答。世代によって大きく差が出る結果になりました。
20〜30代は「ゆとり(さとり)世代」と呼ばれ、どこか現実的で自身の価値観を優先しつつ、社会と関わる傾向が強いとされています。そのため、早い段階で成年に対する自覚が芽生えた可能性もあるでしょう。
一方で40歳以上は、「就職氷河期~バブル期」に成年を迎えています。激動の時代で20歳となり、成年としての自覚を持つことは難しかったのかもしれません。
成人前に身につけておけばよかったこと1位「料理・自炊」
自身が成人になる前に身につけておけば良かったことの1位は、「料理・自炊」(51.8%)でした。次いで、2位「お金の管理」(30.6%)、3位「テーブル・冠婚葬祭のマナー」(20.4%)と続きました。
また、自分の子どもが成人になるまでに身につけてほしいことの1位は、「料理・自炊」(66.1%)。続いて2位「お金の管理」(56.3%)、3位「お部屋の掃除」(40.7%)となりました。
1〜2位は同じ回答。料理・自炊やお金の管理が苦手な親が、子どもに同じ思いをさせたくない気持ちが表れているのかもしれません。子どもに身につけてほしいことの3位は「部屋の掃除」。子どもが普段から部屋を掃除していない様子もうかがえます。
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