今回All About編集部は、フリーザーバッグについてアンケートを実施。「100均、それ以外のどちらで購入しますか？」の結果を発表するとともに、筆者がコスパの良いフリーザーバッグの使い分け方を解説します。
みんなの意見「100均で買う」が約48％
まずは500人に聞いた「フリーザーバッグは100均とそれ以外、どちらで購入していますか？」のアンケート結果を紹介します。
「100均で買う」は48.4％で「それ以外」の43.6％をやや上回りました。
フリーザーバッグは100均にもたくさんあります。冷凍にもしっかり対応しますし、基本的には使い捨てになるので、価格が安い方が良いという考えになるのは当然のことだと思います。とはいえ、100均以外で買う人との割合はほぼ同じなので、開け閉めのしやすさなど価格以外のこだわりがあるのかもしれません。
「100均 VS 大手メーカー」で比較してみると……
まず価格を比べてみると、今回筆者が比較した100均のフリーザーバッグは1枚あたり4円前後なのに対し、大手メーカーのフリーザーバッグは約15円と4倍近く価格が違ってきます。1枚あたりの差額は小さいですが、積もり積もるとその差が大きくなりますね。
次に耐冷温度を比較。100均のフリーザーバッグはマイナス20度、大手メーカーのフリーザーバッグはマイナス70度まで対応です。温度に大きな違いはあるものの、日常生活ではマイナス20度くらいまでで問題ないと判断しても良いのではないでしょうか。
ちなみに筆者も100均のフリーザーバッグを使っていますが、冷凍焼けもせずに保存できています。また両方とも、解凍するときに電子レンジが使えます。
開け閉めのしやすさに関しては、大手メーカーの方がスムーズな印象があります。Wジッパーなので、「閉めている！」感覚が指に伝わってくるからでしょうか。とはいえ、100均のフリーザーバッグが保存中に開いてしまうことはないので、密封性に関してはほぼ変わらないと思います。
結論、大手と100均で使い分ける
一般家庭で冷凍保存をするのであれば、100均のフリーザーバッグで問題ないと思います。価格の面でも約4倍の開きがあるので、コスパの良い方を選んだ方がお得です。
しかし大手の場合には、一般的なサイズよりもさらに大きなXLサイズのバッグがあったりもします。封を開けてしまった冷凍食品（例えば業務スーパーの場合、1度封を開けてしまうとその後密封できない食品もあります）を袋ごと何個かまとめて保管しておくとき、このような大きなサイズのフリーザーバッグは役立ちます。それから筆者はフリマアプリで野菜を箱買い（10kgなど）することがあって、1度に食べきれないので冷凍保存をします。そのときも大きなサイズのバッグが活躍します。
このように大量に冷凍したいときには大きなサイズがある大手、普段使いは100均という使い分けもできそうです。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比：男性 141人／女性 354人／回答しない 5人
・年齢比：10代 6人／20代 119人／30代 164人／40代 130人／50代 67人／60代 12人／70代 2人
・実施期間：2022年3月5～6日
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