手錠を持ったダイバーが活躍するドラマ『DCU』。3月13日に放送された第8話では、ついに横浜流星さん演じる瀬能が記憶を取り戻しました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに次週最終回の見どころをご紹介します。
第8話をおさらい
自分の父・陽一(西尾浩行)が、テロリストに加担していたかもしれないと知り動揺する瀬能(横浜流星)は、新名が持っていた陽一の鍵が何かを調べるために実家に帰省。一方、DCU隊長・新名(阿部寛)たちは、成合(吉川晃司)がとある総合レジャー施設に潜伏していることを突き止めました。新名は真子(市川実日子)との新婚旅行を装い、捜査のため現地へ。先に捜査を行っていた西野(高橋光臣)と合流し、ホテルの支配人・戸塚(田辺誠一)がかつて東都重工で陽一の助手をしていたことを知ります。
新名が戸塚に研究データの横流しについて問うと戸塚は動揺。その直後、西野が温泉で何者かに襲われる事件が発生します。狙われているのは自分の命だと確信する新名。科学捜査ラボ班長を務める真子は、新婚旅行の裏で極秘捜査を行っていることをちゃんと説明するよう新名を責めながらも捜査に協力します。
同じ頃、鍵について調べを進める瀬能に成合が接触。鍵が開けば見つかる設計図を入手すべく見張っていたのです。瀬能の新名への不信感を煽り、俺を信じろと言う成合。瀬能は新名に会い、自分に泳ぎを教え海保に入る夢を与えたのは、記憶を取り戻してほしくないからじゃないのかと問いただします。「泳ぎを教え、頑張って泳げるようになった。それだけだ」と言う新名の答えに納得のいかない瀬能。新名は「過去と向き合うなら冷静になれ」と諭し、お互い干渉するのはやめようと言います。
戸塚は新名の命を狙うも失敗。戸塚の娘・明美(島崎遥香)は成合が来てからおかしくなった父を心配し、先に新名に情報を渡していたのです。戸塚は新名に知っていることすべてを話します。成合の目的は瀬能博士が研究していた遠隔システムと完全版の設計図で、どこかに鍵をかけてしまっているからその場所を教えろと言われたこと。瀬能博士は上層部がテロリストに技術を横流ししていることに気づき、一人で戦おうとしていたこと。自分の罪を償うという戸塚に、新名は「娘さん、いい結婚式にしてやれ」と声をかけるのでした。
一方、徐々に過去の記憶を思い出していく瀬能。父から鍵を託された時の記憶も取り戻し、自分の宝物を入れた場所から鍵のかかった箱を見つけ出します。中には一枚のフロッピーディスクが入っていました。
瀬能は成合に会い、フロッピーディスクを渡します。そこへ新名が到着するも、「俺の勝ちだな」と船で逃げ去る成合。その耳の後ろには、テロ組織・ブラックバタフライの紋章が刻まれていました。しかし、瀬能が成合に渡したのは偽のディスク。瀬能は新名に本物を渡して疑ったことを謝罪し、2人の信頼関係は無事回復するのでした。
早くも最終回を惜しむ声が続出
新名を殺すよう戸塚に命じたのは成合ではなく、瀬能博士の助手だった笠原英伍(岡田浩暉)。笠原と成合がつながっていたことを示唆しながら終幕した第8話。水中捜査のスペシャリストである新名と西野が温泉で溺死させられそうになり、衝撃的なシーンが続きました。
Twitterでは「主人公やその周辺の人が殺されかける描写が多いのはハリウッドと共同製作だからなのか。日本のドラマではここまでのってあまりない気がする」「DCU、ドラマだけで終わるのなんかもったいない気がするなぁ」など、早くも次週の最終回を惜しむ声が上がっています。
テロ組織・ブラックバタフライの一味だと判明した成合に一体何があったのか、成合が生きていると知った真子はどう動くのか、新名率いるDCUはブラックバタフライと東都重工にいかにして立ち向かうのか、果たしてすべてが決着するのか――。物語の行方から目が離せません。気になる最終回は3月20日の放送です。
『DCU』最終回 3月20日放送予告
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