『真犯人フラグ』最終話! その考察、当たってた、当たってなかった、どっち⁉

3月13日に放送されたドラマ『真犯人フラグ』最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントをご紹介します。

2クールに渡って放送されたドラマ『真犯人フラグ』。3月13日に最終話が放送され、真犯人とすべての謎が明らかになりました。ストーリーをおさらいしつつ、Twitterで話題のコメントをご紹介します。
 

真犯人フラグ
画像出典:日本テレビ『真犯人フラグ』公式サイト

 

最終話のおさらい

事件との関わりを話すよう二宮(芳根京子)に迫る河村(田中哲司)を、日野(迫田孝也)とともに物陰から見つめる凌介(西島秀俊)。二宮は姉を自殺へ追いこんだ林(深水元基)に復讐するため、真帆(宮沢りえ)に近づいたと語ります。しかし上司となった凌介の人の好さにほだされ、林を殺したいほど憎みながらも一線は超えませんでした。
 

二宮は語り終えると、聞きたいことはそれだけかと河村に問い、炊飯器失踪事件を題材にした小説の原稿をばらまきます。それは、橘一星(佐野勇斗)の最後の切り札でした。一星は自分を脅迫してきた人物が事件について知りすぎているため、一番身近な河村、日野、二宮を疑いパソコンをハッキングし、週刊追求にある河村のパソコンから小説を発見。
 

小説は、凌介とすべての事件を裏で操る黒幕の視点で書かれており、真犯人しか知り得ない内容も書かれていました。口封じのためにここに来たのかと、河村にナイフを向ける二宮。河村が「俺じゃない、メールで送られてきた。協力して解決しよう」となだめる中、凌介は「違う」と割って入ります。“黝い(あおぐろい)”という色の表現に難読漢字を使っていることから、書いたのは河村だと断定する凌介。河村は認め、「真帆ちゃんが好きだった。自分のものにしたかった」と、真帆失踪事件の真相を語りだします。
 

真帆を誘拐し証拠隠滅もアリバイ作りも行った河村でしたが、2人の子どもも同時に失踪するとは考えておらず。凌介から相談されて同時失踪の線で進めるほうが都合がいいと判断。一星や木幡由実(香里奈)、林らを、週刊誌編集長ならではの取材力で得たネタを使って脅迫しながら裏で操っていったのです。林を殺害したのも河村でした。
 

動機を問う凌介に、河村は「お前だよ」と答えます。小説も真帆との結婚も、大した努力も苦労も代償もなく、ヘラヘラした顔で自分が欲しかったものを全部奪っていく。だから真帆を奪ったと河村。凌介を助けたのは作品を盛り上げるための演出だと語ります。
 

真帆に会わせてくれと絶叫する凌介。河村は日野にテーブルの下を見るよう促します。そこには真帆の手帳が。真帆はここにいるのかと問う凌介に、「美しい物語の結末は始まりに戻るもんだろ」と河村。凌介が真帆と出会った時のことを思い出しながら、その場所へ歩きだすと、河村はICレコーダーを再生。失踪事件当日、真帆と会っていた時の様子が伝えられます。
 

河村は真帆を呼び出し、林との不倫を言及。黙っているかわりに今だけ俺のものになってほしいと真帆に迫りました。しかし真帆は、凌介や光莉(原菜乃華)、篤斗(小林優仁)にもちゃんと伝える、これ以上嘘は重ねないと拒否。全部ぶっこわしてやると真帆の首に手をかける河村に、「私たちはそんなに脆くないと信じてる」と頑なに拒む真帆。逆上した河村は真帆の首を力一杯絞めたのです。
 

凌介の目の前には棺。ゆっくり開けると、美しいまま永遠の眠りにつく真帆の姿がありました。凌介たちに真帆が生きていると見せかけたのはすべて河村によるもので、色々と強羅(上島竜兵)の力も借りていた様子。「俺は真帆ちゃんの最期に、最高の物語を手向けたかったんだよ」と河村。「お前ならどうピリオドを打つ?」と凌介に問います。凌介は河村の言葉など意に介さず、真帆へ語りかけます。光莉と篤斗との何気ない日常を小説に書いて真帆に捧げると――。
 

凌介と真帆の間に自分が入る余地がないと悟った河村は、アイスピックで凌介に襲い掛かります。しかし凌介はその手を掴み、「子どもたちが成長し、真帆に贈る最高の物語を書き上げるまで、俺は絶対に折れない」と宣言。その強い眼差しに河村は崩れ落ちるのでした。

そこへ阿久津たち警察がやってきます。太田黒(正名僕蔵)から情報を得て凌介を追っていたYouTuber・ぷろびんが一連の様子を生配信しており、自白が確認された河村は緊急逮捕されました。炊飯器失踪事件の顛末は世間を大いに賑わせたものの、あっけなく忘れ去られていきました。
 

情状酌量で保釈された一星は、本木陽香(生駒里奈)にかけていたシンデレラの呪いを解き、光莉や一星の会社・プロキシマの社員の元へ。一方、バー「至上の時」では、コメンテーターのたまる(椿鬼奴)が日野の妻だと聞いて驚く二宮。その帰り道、大阪の本社へ異動し実家に戻ることにした二宮は、「絶対に幸せでいてください」と凌介に伝え、凌介への思いを断ち切り、去っていくのでした。
 

凌介は、念願の新居で子どもたちとの生活を始めます。書斎の机の上には、小説の原稿用紙が置かれていました。「僕たちは、これから先の未来を、真帆とともに生きていく」――。
 

真犯人フラグ
画像出典:日本テレビ『真犯人フラグ』公式サイト

 

その考察、当たってた、当たってなかった、どっち?

2クールに渡り放送された『真犯人フラグ』が堂々完結! Twitterでは放送直後からこれまでの考察の答え合わせが盛り上がり、「真帆に関係迫って拒否られて殺してるなんて微塵も思わないっての」「日野さん、二宮さん、疑ってごめんなさい」「日野犯人派の人たちは一番踊らされてたんだな」「真帆は生きてるって思ってた…」などの声が上がっています。
 

また、「毎週楽しかったけど終わっちゃったの寂しい」「第3弾もお願いします~」といった声や、「A、B、どっち?」と二択でせまる刑事・阿久津(渋川清彦)や「オドが澱んでいる」等の台詞で強烈なインパクトを残した猫おばさん(平田敦子)を名残惜しむ声も続出。「あな番より面白かったかも」との感想も多く見られました。秋元康さんの次回作に期待です。



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