就職対策サイト「キャンパスキャリア」とワークス・ジャパン主催のオンラインイベントで行われたアンケートは選択方式。第1志望には5ポイント、第2志望には4ポイント、第3志望には3ポイント、第4志望には2ポイント、第5志望には1ポイントを加算して集計が行われました。
この記事では、理系学生の就職希望先人気ランキングTOP3を発表します。
3位は「アクセンチュア」541ポイント
3位は、「アクセンチュア」です。5位には「野村総合研究所」がランクインしており、この2社はコンサルティング業界でも注目されているようです。各企業のWebサイトを見ると「AI」「ブロックチェーン」「サイバーレジリエンス」「メタバース」といった新しい技術に関するキーワードが並び、スキルを学んでキャリアアップしたい学生に魅力を感じさせているようです。同時に、DX化や働き方改革など、挑戦する企業への期待度がうかがえます。
2位は「NTTデータ」696ポイント
2位は「NTTデータ」です。NTTデータは業界別の「IT・ソフトウェア」部門と、専攻別の「情報・コンピュータ」部門、「数理・物理」部門で1位を獲得しています。NTTデータのインターンシップでは、学生にリアルな仕事を体験してもらい、オフィスの雰囲気が伝わるような工夫をこらすことで、参加学生からの高い満足度を集めています。また、ビジネスイノベーションへの取り組みを強化することで、「高い技術力を有していると感じる」といった評価を得ています。
1位は「ソニーグループ」932ポイント
1位にランクインしたのは、「ソニーグループ」で、932ポイントを集めました。ソニーグループの人気は特に理系男子に圧倒的で、理系男子では825ポイントで1位、理系女子では107ポイントで3位となっています。ソニーグループは半導体不足や物流混乱などの影響を受けたものの、コロナ禍の巣ごもり需要から過去最高の売上高を上げており、好調な業績が学生にアピールしているのかもしれません。また2〜4週間にわたる職場密着インターンや、1人1人にカスタマイズしたインターンプログラムを実施するなど、職場のリアルを伝えるプログラムが学生の心をつかんだようです。
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