黒木華さんがネットニュース編集長・瀬古凛々子を演じるドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』。3月10日に放送された第10話では、凛々子を利用する執行役員・仁和(安藤政信)の本当の狙いが見えてきました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに次週最終回の見どころをご紹介します。
第10話のおさらい
瀬古凛々子(黒木華)率いるネットニュースサイト「カンフルNEWS」は、目標だった5000万PVを達成。執行役員・仁和(安藤政信)からの新たな指令で、同時に2つのスクープを追うことになります。1つは「永鳥社」主催の「永鳥新人文学賞」で出来レースがあったという疑惑。もう1つはIT企業「インターネオ」の就活詐欺疑惑でした。
就活詐欺ネタを下馬(野村周平)、椛谷(野間口徹)、一本(石井杏奈)に任せ、根津(溝端淳平)、カメラマンの笹目(寛一郎)とともに出来レースネタを追う凛々子。文学賞の選考委員長を務める作家・結城玄(河野達郎)に取材アポを取り自宅を訪れます。執筆中の結城に代わり応対したのは、結城の妻・美波(鈴木砂羽)。彼女はかつて仁和の妻でした。
賄賂も出来レースも言いがかりであり、仁和の個人的な恨みかもと言う美波。凛々子のことを仁和から聞いており、一度会ってみたかっただけだと取材を終わらせてしまいます。後日、改めて美波に会いに行った凛々子に、「なぜ仁和がこんな取材をさせたのか、私に会わせたのか、疑問に思わない?」と問われ、凛々子は動揺を隠せません。
取材を続ける中、凛々子は結城にまつわるある事実を見つけます。結城は3年ほど前から目が見えなくなっており、現在、結城の名で執筆しているのは美波でした。仁和に頼まれて記事にしたいからかと問う美波に、凛々子は「そうとも言い切れない。私が知りたいから」と答えます。その言葉を聞いた美波は事実を語りだします。文学賞が出来レースというのも事実でした。
「結城が作家として復活すれば出来レースのことなんか払拭する傑作を書く。愛しているからそれまで私が書き続ける」と、出来レースのことだけを記事にするよう涙を流す美波。凛々子は記事をどうするか悩みます。一方、下馬たちが追っていた就活詐欺ネタも証拠を見つけ出します。
2つのスクープの真相を突き止めた凛々子は仁和へ報告。すると、就活詐欺の件は記事にしないよう業務命令が下ります。「仁和を信じすぎないで。あの人は怖い人よ」と美波に言われたことが頭をよぎりつつも、凛々子は編集部員へ仁和からの指示を伝えます。仁和は凛々子が書いた出来レースの記事を読み、「瀬古、お前も普通になったな」とつまらなそうな表情を見せるのでした。
就活詐欺ネタが記事に出せず納得いかない編集部員たち。そんな中、カンフルNEWSが所属するクスノキ出版がインターネオに吸収合併されるというネットニュースが出ます。永鳥社も合併候補に上がっていたものの、カンフルNEWSが出した出来レース記事が元になり候補から外されたらしいことも判明。仁和が2つのスクープを追わせたのは、合併を有利に進めるためではないか。「つまりそのために凛々子さんを利用した」と笹目に言われ、凛々子は無言で編集部を飛び出すのでした。
凛々子を利用する仁和の冷徹さに身震い
凛々子が仁和への気持ちに目を向ける一方、仁和の本当の狙いが見えた第10話。常にポーカーフェイスで仁和への忠心にまっすぐだった凛々子が揺らぎを見せました。
Twitterでは「仁和から裏切られたと知った凛々子は怒りの表情だった」「凛々子の心の機微を感じた」「ゴシップ記事を扱う『カンフルNEWS』と編集長の瀬古を手駒として利用した仁和を演じる安藤政信さんの冷徹さに身震いした」などの声が上がっています。
次週はいよいよ最終回。利用されていたと知った凛々子は、仁和に対してどのような行動に出るのでしょうか。カンフルNEWS編集部は閉鎖の危機に。仕事への意欲を取り戻し、仲間意識や結束力も高まった編集部員たちはどう立ち向かうのでしょうか。気になる最終話は3月17日の放送です。
『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』最終回 3月17日放送予告
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