日本生産本部のサービス産業生産性協議会は、2万6382人を対象に実施した「2021年 日本版顧客満足度指数（JCSI）」の調査結果を公開しました。
同調査は毎年、計30以上の業種や業態、約400社の企業を対象に年度6回（2021年度は4回）に分けて行われるもので、各業界の垣根を超えた満足度の比較が可能となっています。今回は、「家電量販店」です。「顧客満足度」のランキングから見ていきましょう。
12年連続で顧客満足度1位を獲得した企業は？
「家電量販店」業界で顧客満足度が高かった企業、1位は「ヨドバシカメラ」（78.0pt）でした。次いで2位「ケーズデンキ」（75.2pt）、3位「ジョーシン」（73.3pt）となっています。
ランキング対象は、エディオンやビックカメラなどを含む6企業・ブランドです。家電量販店業種は2017～2020年度にかけてスコアアップした企業が多かったものの、2021年度は横ばいかやや低下する結果となりました。1位のヨドバシカメラは12年連続で1位を獲得中です。
6指標別では上位TOP2企業が高い評価を獲得
上記「顧客満足度」を含む6指標別（顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティ）のランキングも公開されています。
6指標とも、1位「ヨドバシカメラ」、2位「ケーズデンキ」で独占しています。3位は「ジョーシン」のほか、「エディオン」や「ビックカメラ」が入り乱れる結果に。家電量販店は、上位TOP2が高い評価を得ているようです。
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【関連リンク】
・日本生産性本部 サービス産業生産性協議会（発表資料）
