ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」は、夜勤の仕事をしたことがある全国の男女500人(女性257人、男性243人)を対象に、「夜勤を辞めたいと思うときに関する意識調査」をインターネット上で実施し、そのデータをランキング化したものを発表しました。
第3位:「生活リズムが崩れるとき」
第3位は「生活リズムが崩れるとき」でした。「朝夜が逆転してしまう。生活リズムが狂ってしまう(21歳 女性)」「昼と夜が逆になってしまったとき。夜中しか起きていられなくなったので辞めました(31歳 男性)」と、多くの声は「昼夜が逆転してしまう」ことがつらいという意見でした。生活リズムが乱れると、心身ともに参ってしまい病気がちになってしまうほか、リフレッシュしたくて友達と遊びに行こうとしても予定が合わないことがほとんどです。
また、昼夜交代制勤務の人からは「3交代なので生活リズムをつくるのが大変です(39歳 男性)」と、細かく変わる生活リズムについても声が寄せられました。
第2位:「周りと予定が合わないとき」
第2位は「周りと予定が合わないとき」でした。「友人と遊びたくても、夜勤明けでしんどくて遊べないとき(23歳 女性)」「友人たちと活動時間がずれてしまって、だんだんと疎遠になってしまうときです(38歳 男性)」「家族と生活の時間帯が合わず、すれ違いが続くとき(40歳 男性)」と、第3位でも述べた通り、友達や家族と予定が合わず、すれ違ってしまう人が多いようです。無理に周りの人に合わせ遊びに行ってしまうと、「無理して遊びに行くと身体がしんどい」というように、さらに心身に負担がかかってしまうことも。また、「周囲が楽しく遊んでいるイベントシーズンに夜勤だと、辞めたくなる」という人も復数いました。
第1位:「身体がしんどいとき」
そしてランキング第1位は「身体がしんどいとき」でした! 具体的には「頭痛」「肌荒れ」「疲れがとれない」「とにかく眠い」などの回答が寄せられ、どれほどつらいかがより伝わってきます。回答者からは「夜勤をすると昼夜逆転の生活になるので、体調を崩しやすくなったから(20歳 女性)」と、昼夜逆転に関しての声が寄せられているほか、「夜勤後の疲労感が甚だしいとき(31歳 男性)」「年をとったせいか夜勤は体力的に辛いです(53歳 男性)」などと、年や体力に関する声もありました。
夜勤のある仕事として病院や福祉施設、24時間営業の店舗、工場などがあります。それらは全て社会を支える大切な仕事となっています。
しかし、人間はもともと昼行性の生き物なので、真逆の生き方である夜勤が人間の心身に大きな負担になってしまうことは必然です。そして当然「辞めたい」と思ってしまう人も中にはいます。またアンケート結果から、「少人数でのトラブル対応」など精神面でのプレッシャーが大きいことも分かりました。
夜勤でつらいときの息抜きや対策としては、体を休めるほかに、趣味に没頭することや仲間と話すことなどさまざまな方法が挙がっています。その中から自分に合った息抜きを探してみてはいかがでしょうか。しかしどうしても夜勤がつらくて辞めたいと思ったなら、夜勤がない仕事や夜勤が少ない仕事への転職を検討してみてください。
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※回答者のコメントは原文ママです
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