数々の感動をくれた「北京五輪」。All About編集部は2月25~28日、全国500人を対象に「北京五輪に関するアンケート調査」を実施しました。今回はその中から「日本人選手の会見で印象に残っている言葉」3選を紹介します(画像出典:Amazon)。
「こんなに悔しい表彰式ってあるんだな」(ロコ・ソラーレ・藤澤五月選手)
カーリング女子決勝でイギリスに敗れ、金メダルこそ逃したものの銀メダルを獲得したカーリング女子・ロコ・ソラーレ。表彰式後のインタビューで藤澤五月選手がこぼした「こんなに悔しい表彰式ってあるんだな」というコメント。藤澤選手はチームを誇りに思う気持ちも述べましたが、優勝を逃したアスリートとして、正直な気持ちを表してくれたのではないでしょうか。
選んだ理由に「晴れ晴れした表情と悔しさの表情が入り混じっていてよかったとおもいます」「負けて上がる表彰台に悔しさと、更にその先を見据える根性を見た気がした」などの声が見られました。
「小さい頃の夢が1つ叶った」(スノーボード男子ハーフパイプ・平野歩夢)
スノーボード男子ハーフパイプ決勝で、2本目で素晴らしい滑りを見せた平野歩夢選手。しかし採点が思いがけず低く、皆が衝撃を受けました。続く3本目の滑りではさらに完成度を上げ、見事金メダルを獲得。その大逆転劇の後、平野選手が語った言葉です。とてもシンプルかつ素直な感想は、多くの人の心に響いたのではないでしょうか。2本目の判定への悔しさを「怒りを力に変えてやろうと」思ったという言葉も印象的でした。
「2回目以上に素晴らしい滑りをして、誰もが納得のいく金メダル獲得だったと思います」「ショーンホワイトに憧れてスノーボードをやって来てショーンホワイトが引退をする年に一緒にオリンピックの決勝で競う事が出来ての『小さい頃からの夢が一つ叶った』発言がとても印象に残っています」などの感想が寄せられました。
「報われない努力だったかもしれませんけど、一生懸命がんばりました」(男子フィギュアスケート・羽生結弦)
フィギュアスケート男子シングル・フリーでの演技を終えた羽生結弦選手が、言葉を詰まらせながらそう語った言葉に、涙した方も多いのではないでしょうか。クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)という超高度な技に挑戦しましたが、惜しくも転倒した羽生選手。しかしこの挑戦により、初めて国際スケート連盟より4回転半ジャンプとして認定されました。結果は満足いくものではなかったかもしれませんが、羽生選手の残した功績が大きいことを、誰もが感じたことは間違いありません!
「並々ならぬ努力があり、本当は本場で成功させたいと誰よりも強く願って挑んだけど転倒してしまったことへの悔しさの気持ちの表れを感じたので」「4回転アクセルの挑戦の為に相当な努力を感じた言葉でした」「何回も怪我をしても努力し、3度目の金メダルを目指したけども SPの氷の穴は努力ではどうにもならなかったなぁと思います」など、羽生選手の努力の大きさを思う言葉が多く聞かれました。
※回答者のコメントは原文ママです
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