菅田将暉さん演じる風変りな大学生・久能整が、独特の会話劇を繰り広げるドラマ『ミステリと言う勿れ』。2月14日に放送された第6話では、久能の教師役に鈴木浩介さんが登場。「コントが始まる」以来の先生・生徒役で共演する二人に注目が集まりました。ストーリーをおさらいしつつ、Twitterのコメントとともに今後のみどころをご紹介します。
第6話のおさらい
久能整(菅田将暉)は病院の温室で出会った少女・ライカ(門脇麦)のメッセージに従い、昼3時に温室を訪れました。そこで新たな暗号を発見。鉢植えからバッグが入ったビニール袋を見つけます。すると温室の管理人・梅津(阿南敦子)が慌てた様子で現れます。バッグはかつて温室をよく訪れていた入院患者の置き土産でした。
梅津の悩みを聞き解決した久能は、温室の帰り、桜の木にライカからの暗号と封筒を発見します。中には、炎を模した象形文字が壁にかかれた写真が入っていました。裏に書かれた住所に行ってみると、そこは放火事件が起きた現場。大隣署の刑事、青砥(筒井道隆)、池本(尾上松也)、風呂光(伊藤沙莉)の姿がありました。そして、病院で絡んできた患者・下戸陸太(岡山天音)の姿も。気づくと隣にライカが立っており、炎のマークが書かれた壁の写真をもう1枚渡されるのでした。
どこまで関わるか悩んだ久能は、大学の恩師・天達先生(鈴木浩介)に相談します。助けてというメッセージかもしれないと聞き、謎めいたライカとの交流を深めていく久能。「桜が咲く頃には私はこの世にはいない」というライカの言葉が気になります。
青砥は3年前の放火事件でも同じ炎のマークを見たことがありました。当時、容疑者として浮上したものの証拠不十分で逮捕されなかった少年、井原香音人(早乙女太一)が怪しいと睨んでいたのです。病院で聞き込み中の池本と風呂光に遭遇した久能。虐待を受けている子供が炎のマークを書くと、両親を焼き殺してくれる「天使」と呼ばれる人物のサイトが存在していることを聞きます。「天使」が連続放火事件を起こしているのでないか――。
温室を訪れライカと話す久能。炎のマークを見たことがあると言ったのはいつどこでなのか、久能に何をさせたがっているのか。聞き出そうとするも、クリスマスプレゼントを交換しようとはぐらかされてしまいます。ライカからはクリスマスのオーナメントをもらい、久能はアンリ・ルソーのポストカードを贈るのでした。
見回りの隙をみて病室を抜け出しているライカと、午前3時にまた待ち合わせをする久能。ふとした瞬間、病院の壁に炎のマークを書く女児の姿を見つけます。いつの間にかやってきた下戸は、虐待に気づきながら看護師たちは何もできないと嘆き、「だから天使を呼ぶしかできない。それの何が悪いんだ?」と呟きます。
下戸からクリスマスイベントの手伝いをするよう、夜11時に倉庫に呼び出された久能。何かがおかしいことに気づき帰ろうとしますが、下戸に襲われてしまいます。その場には、女児を虐待していた夫婦も拘束されていました。下戸は言います。「お前、ここで一緒に燃えてくれよな」――。
生徒・菅田将暉×先生・鈴木浩介のコンビに喜びの声
久能整が巻き込まれる事件の前編、後編と2週にわたる傾向の本作。第6話は「episode.5 前編」ということで、お約束の会話劇は控えめでした。Twitterでは「もっとうざいぐらいのセリフの多さが良かったのに…次回に期待!」と、解決編に期待する声が多く上がりました。
また、久能の恩師・天達先生役で登場した鈴木浩介さんは、菅田将暉さんが主演をつとめたドラマ『コントが始まる』(日テレ系)でも高校時代の恩師役で共演しており、「真壁先生と春斗だ!」「鈴木浩介が菅田将暉の先生やっててなんかテンション上がった」と懐かしむ声が続出しています。
数珠つなぎの事件に巻き込まれがちで、数々の関係者の心を解いていく久能の喋りが楽しみな本作。児童虐待という真摯に向き合うべきテーマと放火事件の真相や、岡山天音さん演じる下戸の心を久能はどんな言葉で解きほぐすのでしょうか。気になる第7話は2月21日放送予定です。
『ミステリと言う勿れ』第7話 2月21日放送予告
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