菅田将暉さん演じる風変りな大学生による独特の会話劇が話題のドラマ『ミステリと言う勿れ』。2月7日に放送された第5話のストーリーをおさらいしつつ、Twitterで話題のコメントとともに今後の見どころをご紹介します。
第5話のおさらい
河川敷を転がり落ち頭を打った久能整（菅田将暉）は、念のため検査入院をすることに。大隣署の刑事・池本優人（尾上松也）は、警察に協力したためなので入院費をこちらで持っていいのではと提言。青砥成昭（筒井道隆）が許可すると、風呂光聖子（伊藤沙莉）が手続きのために病院へ向かいます。
久能の病室には、犬堂我路（永山瑛太）からと思しき見舞いの花が届いていました。中には射手座のマークが刻印されたラピスラズリの指輪が。それを目撃した風呂光は動揺し、手続き半ばですぐに帰ってしまいました。
その夜、久能が寝ようとすると、隣のベッドの老人から声を掛けられます。老人は牛田悟郎（小日向文世）という定年退職した刑事。かつて相棒の刑事、霜鳥信次（相島一之）と担当した事件の話をし始めました。解決までは明かさず問題風にして謎を解かせる牛田に、嫌々ながらも久能は2問目までを正解。
続く3問目は、22年前に売春する女性が次々に殺された未解決事件に関するもの。容疑者は“平成の切り裂きジャック”こと羽喰玄斗（千原ジュニア）と特定されるも逮捕には至らず。羽喰に狙われていると警察に保護を求めた女性が殺害され、霜鳥も負傷し退官。羽喰は姿を消しました。牛田から話を聞いた久能は、霜鳥が犯人である可能性を指摘。憤慨するそぶりを見せるが驚きはしない牛田。乗り捨てられた羽喰の車から霜鳥のボールペンを見つけ、思わず隠してしまった事実を吐露します。
翌朝、目を覚ました久能は、牛田が昨日の朝に亡くなっていたことを看護師から聞かされます。そして牛田の死を見届けに訪れた霜鳥は、牛田からの捜査メモにより事件を調べ直した警察により連行されました。
久能は院内の掲示物の誤字に隠された暗号を発見。手続きに訪れた風呂光とともに温室へ向かいます。そこには数字が並んだ暗号が。数字は、久能が牛田から譲り受けた本――マルクス・アウレリウスの『自省録』にあるページ数、行数、文字順を示していました。解読すると、「夜3時もどって来るがよい」というメッセージ。夜3時、温室へ向かった久能は、ライカ（門脇麦）と名乗る女性と出会います。ライカは早口で数字を並べ立ち去り、久能は慌てて本をたどります。「明日、昼3時、この場所で」――。
キャスティングが効いた！ 菅田将暉×小日向文世の二人芝居
エピソードごとのゲスト俳優が豪華な本作。第5話では、病室で繰り広げられる菅田将暉さんと小日向文世さんの二人芝居が光り、Twitterでも小日向さんを称える声が続出しました。また、「死後は何もなくなる。辛いのも苦しいのも、恨みも」「眠るのと同じ。でも夢は見ない」という久能の死生観に共感する声も上がっています。
久能に見舞いの花を送った人物や、彼女がいるのかどうかが気になる風呂光。久能がライカと出会うシーンを目撃し、動揺した様子で立ち去る姿も描かれました。原作にはない風呂光の久能に対する心情描写に、疑問を隠せない原作ファンもいる様子。
2月14日放送の第6話では、ゲスト出演者に早乙女太一さんと岡山天音さんが登場します。ライカとともに事件の謎を解く久能の姿にも注目です。
『ミステリと言う勿れ』第6話 2月14日放送予告
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