横浜高島屋では、2月16日~3月1日に「大豆ミートはこんなにおいしいフェア」を開催。地下食料品フロアの30ブランドが、サステナブルな食の普及に取り組む「ネクストミーツ」の大豆ミートを使用し約40種類のメニューを販売します。一部商品は吉本興業所属のお笑い芸人・ロバート馬場さんが監修。注目の商品を紹介します(画像はすべて筆者撮影)。
ネクストミーツの「大豆ミート」とは
「ネクストミーツ」は、日本発のフードテックベンチャー。「地球を終わらせない」という理念のもとサステナブルな食の普及に取り組んでいます。同社が販売する代替肉の主な原材料は大豆で、高タンパク・低脂質であることに加え、まるで肉のような見た目と味が特長です。
今回の「大豆ミートはこんなにおいしいフェア」では、ネクストミーツの商品「NEXTハラミ」「NEXT牛丼」「NEXTカルビ」「NEXTミルク」などを使用し、30ブランドが約40種類のメニューを商品化しています。
吉本興業がネクストミーツの理念に共感し、パートナー契約を結んでいることから、所属するロバート馬場さんが24種類のメニューを監修しています。ロバート馬場さんは、YouTubeで料理番組「馬場ごはん」を配信するほどの料理好きなんですって。
食べてみたら……にくらしいほど肉らしかった!
フェア開催に先駆けて試食会が行われました。食べてみてビックリ! 「大豆ミート」と言われなければ「肉」そのものなのです。和・洋・中のメニューや惣菜、弁当、パンなど約40種類のメニューの中から、特に注目の商品を紹介します。
和洋酒売場にある酒ソムリエ・赤星慶太氏が監修するフードペアリングバー<BAY-ya(ベイヤ)>では、コース料理(5500円)を提供。内容は、大豆ミートとカリフラワーのポタージュ、大豆ミートのタルタルサラダ仕立て、大豆ミートのパリパリフリット、〆のごはん、ネクストパンナコッタ(コーヒーまたは紅茶付)で、大豆ミートと旬の野菜をふんだんに使い、和洋折衷のテイストで仕上げてあります。
大豆ミートとカリフラワーのポタージュは、大豆ミートをブイヨンに使うという斬新なアイデアで、やさしさあふれる味わいとなっています。
このほか、「トリュフ香 ソイベジバーガー(1320円、各日20点限り)」も提供。
横浜中華街に本店を構え、創業80年を超える老舗<華正樓(かせいろう)>は、お客さまが手に取りやすく、馴染みのあるメニューとして回鍋肉を商品化。たっぷりのキャベツと大豆ミートを使用し、華正樓独自の甜麺醤(テンメンジャン)で独特の甘みと旨味が出るように工夫しています。
ロバート馬場さんの「色味があると良いのでは」というアドバイスを受けて、パプリカを加え、彩り鮮やかになりました。
新山下にある人気のパン屋さん<マリンベーカリー>は3種類のパンを開発。そのひとつ「桜香る大豆ミートのバジルポテトタルティーヌ(496円)」は、大豆ミートを桜チップで燻製しベーコン風の味付けにしているのが印象的。このパンのために開発したバゲットに、大豆ミートとバジルソース、クリームチーズ、茹でたジャガイモ、エメンタルチーズをのせて焼き上げた一品です。
このほか「甘辛大豆ミートそぼろとジャガイモの焼きカレーパン(318円)」「彩り茄子味噌大豆ミートフォカッチャ(ヴィーガン、419円)」の全3種類。マリンベーカリーのパンは「カナガワベーカーズドック」にて2月17日、19日、24日、26日(各日14:00~)に販売。
横浜の老舗鶏肉専門店<梅や>が提供するのは「ネクストミーツねぎま串(1本、216円)」。「NEXTハラミ」をねぎまのように串に刺し、梅や伝統のタレで味付けしています。食べた感じは、焼き鳥のねぎまと変わらぬおいしさ!
この規模で大豆ミート商品を販売するのは初の試み
<ネクストミーツ>×<横浜高島屋>にくらしいほど肉らしい「大豆ミートはこんなにおいしいフェア」は、2月16日~3月1日まで、横浜高島屋 地下1階 食料品フロア 「Foodies' Port1・2」の参加各店にて開催。このような規模で大豆ミートを使った商品を販売するのは初とのこと。新時代を先取りする代替肉を使った料理を味わってみては。
・URL:横浜高島屋
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