新型コロナウイルスの影響がまだまだ続く中、国内の旅行好きたちは海外旅行に対してどのような意識を持っているのでしょうか。
コロナ禍が落ち着いたら海外旅行に行きたいと思う時期は「2025年以降」が最多
「新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着いてきたら、海外旅行に行きたいと思っている時期」を聞いたところ、全体で最も多かったのは「2025年以降」で25.5%でした。4人に1人は「旅行に行けるのは3年後以降」と考えているようです。次に多かったのは「2023年」で24.8%。「2022年」が23.1%、「2024年」が19.2%と続きます。「直近2年以内(2022~2023年)」も約5割いることから、自由に旅行できる見通しはさまざまであることが分かります。
男女別で見ると、男性の回答で最も多かったのは「2022年」で31.6%、次いで「2023年」で26.5%、「2025年以降」が19.9%でした。一方、女性の回答では、「2025年以降」が最も多く29.8%、次いで「2023年」が23.5%、「2024年」が22.0%、男性で最も多かった「2022年」は16.5%となっています。
男性は直近2年以内(2022~2023年)と答える人が多く、女性はより遠い時期を答える人が多いという結果が出ており、男女で正反対の回答となっています。
行きたい旅先、コロナ禍前はアジア、今後は?
コロナ禍前の5年間(2015~2019年)と今後行きたい旅行先について、複数回答式で答えてもらったところ、「コロナ禍前の旅行先TOP3」は、1位「台湾」(27.4%)、2位「ハワイ」(24.2%)、3位「韓国」(20.6%)だったのに対し、「今後行きたい場所TOP3」は、1位「ハワイ」(48.7%)、2位「台湾」(30.6%)、3位「イタリア」(29.2%)でした。「コロナ禍前」で15位だった「オーストラリア」は「今後行きたい場所」で4位、「北欧」や「ニュージーランド」などもランク外から一気にランクインしています。
その他にも「タイ」や「香港・マカオ」「シンガポール」といった、これまで人気だったアジア地域がランクダウンしている一方、「ドイツ」や「フランス」「スペイン」といったヨーロッパが順位を上げており、ニーズが大きく変化してきていることが明らかとなっています。
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