関西出身者が「東京の人との会話」でショックを受けたこと!「あいづちでツッコんでくれない」「ユニバの方が言いやすいのに」

関西出身者が上京して受けるカルチャーショックは、だしの濃さや街の混雑だけでなく、人と話すときにも起きている? 今回は、All About編集部が調査した「関西出身者が東京の人と話をしていてショックを受けたこと」のアンケート結果を紹介します。

「うどんやそばのだしが濃い」など、関西出身者が上京して受けるカルチャーショックにはさまざまなものがありますが、それは人と話しているときにも起きているようです。


今回は、All About編集部が調査した「関西出身者が東京の人と話をしていてカルチャーショックを受けたこと」のアンケート結果から、回答が多かったコメントを抜粋して紹介します。


回答者は、関西出身で東京に住んだことがある20~70代の98人です。

 

標準語に違和感


最も多かったのは「標準語に違和感」でした。慣れ親しんだ関西弁との違いに、ショックを受ける人が多いようです。寄せられたコメントを紹介します。


「語尾にじゃんをつけること、そもそもイントネーションが全て違うから違和感がある(40代・女性)」

「テレビで聞くような標準語でみんな話してるのが笑えた(50代・女性)」

「関西とは、トーンが違い過ぎて違和感たっぷり!(20代・女性)」

「標準語が外国人が日本語を覚えたてで話しているのかと思った(20代・男性)」

 

言葉が通じない


次に多かったのは「言葉が通じない」。関西弁との言い回しの違いに戸惑った人が多いようです。


「なんぼが通じなかった。東京ではいくらじゃないと理解されなかった(50代・女性)」

「さらの服(新品の服)、なおす(片付ける)など、普段から会話で使う言葉が通じなくて驚いた(20代・女性)」

「ユニバのことをUSJと呼ぶこと。ユニバの方が言いやすいのに(20代・女性)」

「冬に手が冷たくて、 手ぇひやこいわ~と言ったら東京の友達に聞き返されてしまって言い直しても伝わらなくて切なかった(30代・女性)」

 

笑いが違う


続いて多かったのは「笑いが違う」。会話におけるボケやツッコミが思うように機能していないことにショックを受ける人が多いようです。


「笑いが通用しない。返しが思ってたのとは違う(10代・女性)」

「ウケるって言うけど、何がおもしろいのかと疑問に思う(30代・女性)」

「あいづちでツッコんでくれない。会話が盛り上がっているのかよくわからなくなる(30代・女性)」

「やはり関西人は気質として話を面白くしようと考えている。東京の人にはそれがない(20代・男性)」
 


関西出身者の皆さん、共感するコメントはありましたか? 関西だけでなく、全国から人の集まる東京。それぞれの良さを尊重しつつ、楽しく暮らしたいですね。



※回答者のコメントは原文ママです


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