コロナ禍による影響で、働き方やライフスタイルが大きく変化している中、どのような取り組みを実施しているのでしょうか。
2021年に取り組んだのは「副業」、上がり額は「1〜5万円」
「2021年収入アップのために新たにチャレンジしたことがある」269人に、「2021年収入アップのためにチャレンジしたことはなんですか?」と聞いたところ、1位は「副業」でどの年代も約半数が回答しています。2位は「資格取得などのスキルアップ」で約25%、3位「投資」で約20%でした。「実際にどのくらい収入がアップしましたか?」を見ると、20代は「1〜5万円」が50.6%、30代は「1万円以下」が50.0%、40代は「1万円以下」が36.7%、「1〜5万円」が34.7%、50代は「1万円以下」が41.8%という結果に。
どの年代も「1万円以下」と「1〜5万円」で6〜7割を占めています。年代が上がるにつれ収入アップの額も増えており、40代は「50〜100万円」が12.3%、「100万円」が2.0%、50代は、「50〜100万円」が3.3%、「100万円」が3.9%でした。
「2021年収入アップのためにチャレンジしたこと」で40〜50代は「転職」の回答もあるため、関連があるものと推察されます。
2022年も収入アップに取り組みたい人は約4割、手段は「副業」が多数
「2022年収入アップのため新たにチャレンジしたいことはありますか?」で、「ある」と答えた人は全体で40.3%。年代別では20代が63.1%、30代が49.1%、40代が39.2%、50代が35.4%という結果に。「どんなことにチャレンジしたいですか?」を見ると、20代は「副業」が71.4%、30代は「副業」が56.0%、「資格取得などのスキルアップ」が24.0%、40代は30代とほぼ同じですが、「独立」と回答した人が1.8%、50代も「転職」と回答した人が2.4%、「独立」が3.0%でした。
どの年代も収入アップの手段は「副業+何か」と考えているようです。20代は圧倒的に「副業」が多く、30代から少しずつ「転職」や「独立」という選択肢も増えています。
収入アップの目的、若年層は「自由に使えるお金」、年代が上がるにつれ「将来への対策」
「収入アップの取り組みを検討している理由」を聞いたところ、どの年代も「生活費以外に自由に使えるお金が欲しい」と「将来への不安・貯蓄のため」の2つの回答が大半を占めています。年代が下がるにつれ「生活費以外に自由に使えるお金が欲しい」と答える割合が増え、年代が上がるにつれ「将来への不安・貯蓄のため」と答える割合が増える傾向が見られます。
30代のみ「スキルアップ・勉強のため」への回答はなく、代わりに「現在の収入では生活ができない」が他の年代の2倍近い割合となっています。
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