東京商工リサーチは7月21日、上場企業2459社の2020年度(2020年4月期~2021年3月期)の「平均年間給与」調査の結果を公表しました。調査結果によると、上場企業の平均年間給与は603万2000円で、614万円だった前年度より10万8000円減少しました。2012年度から8年連続で上昇した平均年間給与は減少に転じ、587万9000円だった中央値は2年連続で低下しました。
 

平均年間給与ランキングTOP10! 1位は「ヒューリック」

2020年度上場企業の平均年間給与ランキングTOP10
平均年間給与が最も高かったのは、不動産事業などを手掛ける「ヒューリック」。1708万1000円で、2年連続1700万円台を維持しました。2位は「三菱商事」の1678万3000円。3位は「伊藤忠商事」の1627万8000円でした。

次いで、4位「三井物産」(1482万5000円)、5位「住友商事」(1356万3000円)と、総合商社が続きました。
 

平均年間給与「1000万円以上」は39社

2020年度 上場企業の平均年間給与【金額別】
平均年間給与「1000万円以上」の企業は39社で、前年度(42社)より3社減少。平均年間給与が「600万円以上」の企業が前年度を下回り、「500万円以上600万円未満」と「500万円未満」の企業が前年度より合わせて93社増加しました。
 

産業別では4年連続「建設業」がトップ

2020年度 上場企業の平均年間給与【産業別】
産業別では、「建設業」の732万4000円が最も高く、2013年度以降8年連続で増加しています。しかし、増加額は2016年度(前年度比21万2000円増)をピークに縮小しています。次いで「不動産業」706万3000円、「電気・ガス業」689万7000円が続きました。

減少率が最も大きかったのは、「製造業」の2.4%減。コロナ禍での生産活動の停滞などが影響していることがうかがえました。

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