あの業界、業種の人は平均してどのくらいの年収をもらっているのでしょうか。今回はQuickWork協力のもと、国内約507万社の企業データベースを保有する「SalesNow DB」のデータ(※)から、「IT業界の平均年収ランキング」TOP3を紹介します。
なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回の「IT業界」に該当する企業は「メイン業界」を「IT業界」と区分している企業のみを抽出。ランキングを作成しました。
(※)経済産業省や国税庁など各省庁のオープンデータおよびWeb上に公開されている情報をもとに過去3年分のデータから抽出
3位:ジャストシステム 970万円
ジャストシステムは、浮川和宣・初子夫妻が1979年に創業したソフトウェア開発会社です。
同社の代表的な製品といえば1985年発売の「一太郎」。一太郎はDOS版日本語ワープロの代名詞的存在となりました。また、かな漢字変換ソフトウェア「ATOK」は高い変換精度を有し、PC版のみならず「ATOK for iOS」「ATOK for Android」など、現在も活躍の幅を広げています。
近年はタブレットを使った幼児、小学生、中学生向けのオンライン学習サービス「スマイルゼミ」に注力しており、学年を超えて“先取り”や“さかのぼり”の学習ができる「無学年学習[コアトレ]」を2022年春より提供開始予定です。
2位:アクセル 985万円
アクセルは、東京都千代田区(外神田)に本社を置き、パチンコ、パチスロ機や組み込み機器に向けたLSI開発販売、ゲーム開発に向けたミドルウェア製品 AXIPシリーズの開発販売、その他機械学習/AI、ブロックチェーン、セキュリティ領域での製品開発やソリューションを提供している企業です。2010年、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、2019年には子会社 axを設立するなど、躍進を続けています。
1位:野村総合研究所 1221万円
野村総合研究所は、日本初の本格的な民間総合シンクタンクである野村総合研究所と、日本で初めて商用コンピュータのビジネス利用を実現したシステム開発会社である、野村コンピュータシステムが合併し、1988年に誕生しました。そのためコンサルティング事業とITサービス事業が野村総合研究所の2大事業となっており、IT分野では野村グループ、セブン&アイグループなどを主要な顧客として、システム開発に黎明(れいめい)期より携わっています。また、窓口販売や基幹業務などのパッケージシステムやASPを積極的に展開し、業界標準となっているシステムを数多く提供しています。
最近では、NTTデータ、SCSKと共同で、金融機関向けにクラウドを活用する際のノウハウをまとめた文書を無償で公開して話題となりました。
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