【マニアックな業界用語】Web業界用語編
このWeb業界用語、あなたは知ってますか?
「リソース」や「バッファ」など、Web系のIT業界で使われていた用語が一般的なビジネス用語になったケースは多いですよね。
そんな中、まだ一般に知られていない言葉を使えば「分かってる人」っぽく聞こえるので、話し相手にハッタリをかますことができます。
そこで今回は、今日からかませる! 日常でも使いやすい「ちょっとだけマニアックなWeb用語」を紹介します。
冗長化
システムや機材を複数用意し、故障やトラブルに対して備えること。
本来、冗長という言葉は「無駄に長く伝わりづらい」というネガティブな意味ですが、Web用語における冗長化は「余裕を持たせる」というポジティブな意味で使われます。
あなたの上司が「会社のホームページ冗長化しといて」と言ってきたら、それは予備のサーバーを稼働させて、機器の故障やシステム障害に備えろということ。
勘違いして、ホームページの文章を無駄に長く伝わりづらくしないように気をつけましょう。
オーガニック検索
広告枠を除いた検索結果のこと。Googleなどの検索エンジンに企業がお金を払って上位に出した広告ではなく、自然な検索結果のことです。
広告による流入は限界があり、費用も掛かります。継続的にページビュー数を増やすには、適切なキーワードをタイトルに入れるなど自然な検索結果を上位にする施策、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)が重要。
あなたの上司が「もっとオーガニックの割合を上げて」と言ってきたら、それは広告よりもSEOに力を入れろということ。
勘違いして、オフィスを観葉植物で埋め尽くさないように気をつけましょう。
パンくずリスト
「All About NEWS > テクノロジー > 新着記事一覧」のように、階層順にページリンクを設置したリストのこと。童話のヘンゼルとグレーテルが、迷わないように来た道にパンくずを撒いたことから来ています。
童話同様にユーザーがサイト内のどのページにいるかを分かりやすくして迷わなくするだけでなく、SEOとしても効果的です。
あなたの上司が「オーガニック上げたいからパンくず置いといて」と言ってきたら、それは検索流入を増やしたいからページに階層リストを追加しろということ。
勘違いして、上司のデスクに天然酵母のパンくずをばら撒いたりしないように気をつけましょう。
いかがでしたか、ちょっとマニアックなWeb用語。今日からあなたも、かましてみてはいかがでしょうか。
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