そこで、All About編集部は「京都アニメーションのアニメ作品」について、10~50代の男女135人に聞きました(調査期間:2021年10月27日~11月1日)。今回は、ファン135人が選んだ「京アニ作品の中で作画が好きなアニメ3選」をご紹介します。
1:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(2018年~)
回答者からは「全体的な表現力、線の強さ、髪の毛一本一本にも拘りながらも、儚さや切なさが滲み出ているこの作画が一番好きです(44歳男性)」「細い線と鮮やかな色遣いで、ヨーロッパ風の街並みや自然、洋装が丁寧に描かれている。みずみずしさや柔らかさを強く感じる(19歳女性)」など、繊細な作画の魅力について述べる意見が目立ちました。
さらに「作画は不思議な透明感があり、これまで観たアニメ作品の中で一番美しいと感じています。人物の髪や仕草といった細かな部分も丁寧に描かれていて大好きです(29歳女性)」「最初から最後まで一切の手抜きなし。背景も人物もその所作も全て美しい。京アニ作画の神髄です(58歳男性)」などのコメントも。
2:『けいおん!』(2009年~)
「けいおんのキャラのかわいさを最大限表現している作画が大好きです(30歳男性)」「元気な女子高生らしい作画だな、と思った! むぎちゃんの眉毛とか、あずにゃんの日焼けとか笑 あの時代のアニメの中ではダントツだったと思います(46歳女性)」など、かわいらしい作画を称賛するコメントが目立ちました。
さらに「近年でも綺麗な作画の作品は沢山ありますが、いつ見ても古いと感じさせない作画で、作画が崩壊していると思った事がない。キャラクターそれぞれも可愛くて好みです(29歳女性)」など、作画のクオリティについて言及する意見も。
3:『氷菓』(2012年)
回答者からは「女の子がとてもかわいらしい。田舎の美しい情景描写が素晴らしい(26歳女性)」「目の彩色がとてもキラキラして輝いている。アクションシーンも多いが滑らかに動いている(20歳女性)」「華やかな疑問提示シーンや寂れた地域の描写など、世界観に引き込まれる作画だった(26歳男性)」などのコメントが集まりました。
さらに「登場キャラの目の色に驚きました。京アニならではだと思います。あと、普段の何気ない風景、例えば部屋の電気の明かりをつけるスイッチ。リアル且つ味のある作画にはびっくりしました。そういった何気ない場面の描写までも細かくこなす点に気付いて以来、ずっと京アニのファンです(24歳男性)」など、京アニ作品ならではの細部へのこだわりについて言及する声も。
※回答者のコメントは原文ママです
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