そこで、All About編集部は「京都アニメーションのアニメ作品」について、10~50代の男女135人に聞きました(調査期間:2021年10月27日~11月1日)。今回は、ファンが選んだ「好きな京アニ作品」3選をご紹介します。
1:『けいおん!』(2009年~)
回答者からは「高校時代に軽音部に入っていた時に流行ったのが、けいおん! でした。部内のほぼ全員がアニメを観て、人によっては楽器ケースにあずにゃん等主要キャラのキーホルダーまでつけて登校するほど大人気でした。軽音部のリアルでゆるい雰囲気が大好きで、今でも大切な私の青春アニメです(27歳女性)」など、自身の青春と重ね合わせるコメントが集まりました。
さらに「個人的にアニメにハマったきっかけになった作品で、内容もとても良かったです。楽器演奏シーンも作画も素晴らしかった! (46歳女性)」「キャラクターが皆魅力的だし、ただただ日常を切り取っているだけなのにテンポ良く展開するので安心して観ることができる作品。演奏シーンの作画も、楽器とキャラの表情共に素晴らしい。作中の歌、主題歌もとても良いです(34歳女性)」などの声も寄せられました。
2:『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年~)※『涼宮ハルヒの消失』も含む
回答者からは「観たときの衝撃、共感、感動が10年以上経った今でも忘れられない(29歳女性)」「涼宮ハルヒの憂鬱がきっかけで京アニを知り、アニメが好きになったのもこの作品なのでとても思い出深いです(44歳男性)」など、京アニ作品を知るきっかけになった作品との声も。
また、「設定が少しぶっ飛んでいるけど、最後まで楽しく視聴できる不思議な作品です。楽曲、演出のテンポが良く、時には期待を裏切られる構成も良かったです(40歳男性)」「舞台が兵庫県で住んでいる所も近かったので聖地巡りしたので凄く思い入れのある作品です。また、アニメ主題歌の大ヒットも印象的でした(30歳女性)」などのコメントも集まりました。
3:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(2018年~)
「ストーリーが素敵です。主人公の感情の揺れや広がりに成長を感じます。またその感情が伝わってくるような美しい絵から目が離せません。ヨーロッパ風の街並みや衣装にも目を奪われます(31歳女性)」「映像が美しく、ヨーロッパ風の街並みや自然が旅感覚で楽しめるから。音楽や登場人物の声に落ち着きがあり、世界観に入り込める(19歳女性)」など、ヨーロッパ風の映像美を称賛するコメントが目立ちました。
さらに「作画のクオリティの高さと内容の濃さが素晴らしいです。毎話泣きそうになりました(33歳男性)」「さすが京アニさん! という映像美とキャラも全員綺麗でかっこいいです。1話ごとにヴァイオレットの心情の変化が見て取れるし、アクションもあるのに感動もあるし、切ないけど心が洗われるアニメ(33歳女性)」など、ストーリーの切なさや内容の深さに言及するコメントもありました。
※回答者のコメントは原文ママです
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