「老後のお金に不安がある」30~40代既婚者93.4%、必要だと思う対策・相談相手は?

シュアーイノベーションが実施した「老後のお金に関する意識調査」によると、全国の30〜40代の既婚男女1000のうち、全体の約9割は「老後のお金に不安がある」と回答。対策方法の1位は「貯蓄」、2位「資産運用」。5人に1人が「お金に関する相談相手はわからない」。

シュアーイノベーションは、「老後のお金に関する意識調査」を実施。子供を1人以上持つ全国の30〜40代の男女1000人を対象に、老後の生活に必須となるお金についてさまざまな質問を行った本調査では、ミドル層が抱く「老後のお金の不安」が明らかとなっています。
 

全体の約9割が「老後のお金に不安がある」と回答

「老後のお金の不安」について尋ねたところ、全体の93.4%が「不安がある」と回答。「老後に向けたお金の対策(貯蓄・投資・保険など)をやっていますか?」では、68.3%が「対策している」と答えました。
 

「老後の備えとして必要だと思うこと」、1位「貯蓄」、2位「資産運用」

「老後の備えとして最も必要だと思うもの」の結果を見ると、1位が「貯蓄」で52.2%、2位が「資産運用」23.5%、3位が「副業」13.1%という結果に。「資産運用よりも貯蓄」と回答した人が2倍多くいることが判明しました。
 

5人に1人は「お金の相談相手がわからない」と回答

「お金に関する相談相手はだれですか?」について尋ねると、1位が「家族・友人」で73.0%、2位が「わからない」20.8%、3位「保険ショップ」5.3%と続きます。

回答者のほとんどの人が「老後のお金に不安がある」と感じつつも、相談相手は「身内」や「わからない」が90%以上という結果に。FPやIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)といった「お金のプロ」を挙げた人は1%にも満たないことが明らかとなりました。

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