消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、20歳以上の男女3000人を対象に「2021年の冬のボーナス」についてのアンケートを実施。結果をランキング形式でまとめました。
本記事では、「冬のボーナスの使い道」を中心に紹介します。
冬のボーナスの使い道、8年連続で「貯金・預金」が1位
「2021年冬のボーナスの使い道」について3つまでの複数回答で尋ねたところ、1位は8年連続で「貯金・預金」、今年の割合は37.8%でした。2位が「旅行(宿泊を伴うもの)」で6.7%、3位「食品(普段食べるもの)」5.3%と続きます。過去の調査結果と比べると、1位の「貯金・預金」は例年並みでしたが、2位以下に変化が見られました。2位の「旅行」は2年前(2019年)と比べて約半分、ほかにも4位の「外食」や6位「衣類」なども減少傾向にあり、新型コロナウイルスの影響によるものではないかと推察されます。
過去5年間で数値が伸びているのは、7位「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」、また今年初めてTOP10入りした9位「投資信託」も右肩上がりで伸びている項目です。
世帯あたりのボーナス支給額は回答者の約6割が「60万円未満」
回答者の「冬のボーナス」の支給額(世帯あたり)で最も多かったのは「20万円〜40万円未満」で全体の23%でした(「支給されない・わからない」を除く1189人)。2位は「40万円〜60万円未満」で20.3%、3位は「20万円未満」で19.5%。約60%が支給額60万円未満と回答しています。回答者の約6割が「ボーナスの半分以上は貯金する」
ボーナスの使い道に「貯金・預金」を選んだ人(1133人)に「貯金額の割合」を尋ねたところ、3人に1人が「支給額の75%以上は貯金に回したい」と回答。50%(支給額の半分)以上まで広げてみると、約60%にまで上る結果となりました。【おすすめ記事】
・1112人に聞いた「世帯別貯蓄額」調査、「300万円未満」が30%! 最も多かった金額帯は?
・コロナ禍における会社員の平均預金額、30代は1031万円、40代は1754万円、20代や50代以上は?
・「月収25万円で出社勤務」VS「月収18万円でテレワーク勤務」5.6倍の大差で勝ったのは?
・金持ち企業ランキング! 3位「ファーストリテイリング」2位「信越化学工業」、1位は……?
【関連リンク】
プレスリリース
「Pontaリサーチ」調べ